ベートーヴェン

フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第5番”運命” 戦前の名演

フルトヴェングラーにとって、ベートーヴェンの第5交響曲は、戦いの系図と思えます。1926年40歳の時の録音から、54年亡くなる年までの28年間に11種類(12種類と数えることも)の録音が残されていることから分かります。また戦後の復帰コンサートでもこの曲をメインに持て来たこと。
ワルター

ワルター&コロンビア響 ベートーヴェン交響曲第4番&第6番”田園”

1956年、80歳のブルーノ・ワルターは、翌57年3月に心臓発作を起こし、約10ヵ月休養。その間に、レコード業界では、ステレオ録音という画期的な技術の発明があり、ワルターは、CBSコロンビアから嘱望され、1957年から61年に掛けて、ワルターのために組織されたコロンビア交響楽団と録音に力を注いだ。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー&ローマ・イタリア放送響 ベートーヴェン”運命”

こんにちは、 ともやんです。 1974年に米オリンピック・レコードから衝撃を持って発売されながら、後の第2番は、E・クライバーの指揮とわかり、ケチが付き再販されることなく幻の名盤と言われ続けていたフルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲全集...
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第4番 幻の全集より

1974年に米オリンピック・レコードから衝撃を持って発売されながら、後の第2番は、E・クライバーの指揮とわかり、ケチが付き再販されることなく幻の名盤と言われ続けていたフルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲全集。マスターテープの状態が良いということで、2017年にキングインターナショナルから復刻
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー 幻のベートーヴェン交響曲全集

僕が、フルトヴェングラーのLPを初めて買ったのが、1971年のこと。まだ中学2年生の時でした。なんで、フルトヴェングラーのLPを買ったのか、全く憶えていません。しかも人生で2番目に買ったLPが、なんとマニアックなフルトヴェングラーのLPだったのです。 購入したのが、ベートーヴェンの"英雄"。
クレンペラー

クレンペラーの名演探訪 モーツァルト交響曲第29番他

クレンペラーは、モーツァルトの交響曲第29番はかなりお気に入りで、このボックスでも数種類の録音が収録されています。この63年の録音は、ゆとりある表現で、豊かな響きを聴かせています。逆にベートーヴェンの第8番は、骨太の演奏で、その堅固な構成力は見事です。
クレンペラー

ベートーヴェン 交響曲全集 巨匠たちの遺産

このブログで取り上げている往年の巨匠たちのベートーヴェンの交響曲全集を集めてみました。トスカニーニ、ワルター、シューリヒト、クレンペラー、フルトヴェングラー、シェルヘンという20世紀に大きな足跡を遺した巨匠たちの録音です。
トスカニーニ

トスカニーニ ベートーヴェン交響曲全集 歴史的規範

ベートーヴェンの交響曲全集というとたくさんの録音が残されています。それこそ、世界的な有名な指揮者から、知名度は低いけど地元では著名な指揮者まで、その録音の数は、多分何百とあると思います。ベートーヴェンの交響曲全集は、見つけるとすぐ買ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ 本領発揮のモーツァルト&ベートーヴェン

クナッパーツブッシュ、62年のライブから、モーツァルトとベートーヴェンを聴きました。どちらも標準的、洗練されたといは程遠い演奏ですが、なぜか格調の高さを感じさせます。クナッパーツブッシュの演奏は、破天荒ではありますが、どこか静的で泰然としています。
シューリヒト

カール・シューリヒト デッカ録音全集より ベートーヴェン第2番

カール・シューリヒトは、1880年にダンツィヒ(グダニスク)生まれ。1912年から32年間にわたってヴィスバーデンの音楽監督を務めながら、ウィーンフィル、ベルリンフィル、コンセウルトヘボウなど、ヨーロッパの主要オーケストラに客演。耳の肥えた聴衆から敬愛された名指揮者です。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第1番 最後のライブ

フルトヴェングラーが聴衆の前に最後に姿を現したのは、1954年9月20日のベルリン芸術週間におけるベルリンフィルとの定期演奏会です。前日の19日と20日の両日、自身の交響曲第2番とベートーヴェンの第1交響曲というプログラムでした。当然、本人もオーケストラも当然ながら聴衆も最後だとは考えてもいません。
トスカニーニ

トスカニーニ ベートーヴェンツィクルス1939 胸のすく快演の名盤

ベートーヴェンの交響曲第1番、往年の名演として忘れてもらっちゃ困るのが、トスカニーニ&NBC交響曲楽団の演奏。それも1939年のツィクルスが素晴らしいです。薩摩剣士の如く、チェストォーとバサッと切り込んでくる様に痺れます、気が付く前にというかやれちまっています。
ワルター

ワルターの名盤 ベートーヴェン交響曲第1番 今更ながら素晴らしい

ワルターは、ニューヨークフィル(モノラル)とコロンビア交響楽団(ステレオ)でベートーヴェンの交響曲全集を録音しています。ニューヨークフィルとの録音も素晴らしいですが、やはり録音もひとつの作品と考えるとステレオ録音のコロンビア響が素晴らしいです。
クレンペラー

クレンペラーの名盤 ベートーヴェン交響曲第2&4番 (1957)

実は、この録音に対して真正面から論評した文章を僕はまだ読んでいません。例えば、この録音の国内盤のライナーノーツを書いた宇野功芳氏は、ある程度突っ込んで書かれています。しかし、第1、2番、4番、8番に関してはサラッとしか書かれていません。そこで、僕は自分なりに聴いてみようと思いました。