ワルターの名盤 ベートーヴェン交響曲第1番 今更ながら素晴らしい

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こんにちは、
ともやんです。

私が長年愛読しているクラシックの名盤解説書があります。

それは、『僕の選んだベートーヴェンの名盤』宇野功芳著です。

1982年に出た本なので、もう40年近く前のものですが、全く古さは感じません。
それは紹介されている名盤が、いまだに現役で出ているものが数々あるからです。

しかもその名盤が、いま聴いても多くが素晴らしいと感じるからです。
それというのも、演奏と録音は、それ自体芸術だと思うからです。

作曲家がどんな素晴らしい曲を作っても、それを再現する演奏家がいないと名曲にはなりません。

また、どんな素晴らしい演奏をしても、録音されなければ、多くの人に認識されません。
もっと言えば、CD一枚を買うということは、多くの人の生活を支えることになります。

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ワルターの名盤 ベートーヴェン交響曲第1番 世界遺産です

ベートーヴェンの交響曲第9番の自筆譜は、世界遺産だと聞いたことがあります。
しかし、それを再現した録音に関しては、そんな話は聞いたことがありません。

例えば、1951年のフルトヴェングラーのバイロイト音楽祭での”第九”は、例えが原盤は世界遺産にならないのでしょうか?

音楽は、演奏と言う行為を通してようやくその素晴らしさが認識されます。

シューベルトの傑作、交響曲第9番、通称”ザ・グレイト”は、シューベルトの死後11年後にシューマンによって発見され、メンデルスゾーンによって演奏され、世に出たのです。

その一連の行為自体が、芸術なのです。

そして20世紀になって録音という技術が進歩して、その芸術が一般の人にも楽しめるようになったことは本当の嬉しい限りです。

そういうことから、20世紀前半に活躍して名指揮者ブルーノ・ワルターの演奏が、米コロンビア社によって録音され、LP、CDとなって世界のファンに聴かれているということは、なんと素晴らしいことか。

さて、ワルターは、ニューヨークフィル(モノラル)とコロンビア交響楽団(ステレオ)でベートーヴェンの交響曲全集を録音しています。

ニューヨークフィルとの録音も素晴らしいですが、やはり録音もひとつの作品と考えるとステレオ録音のコロンビア響が素晴らしいです。

ワルターの妙技の細かな説明はできませんが、この曲においてこれほどチャーミングで、おどろくほど表情豊かで、多彩な響きを感じるものはありません。

また全体に流れる格調の高さも特筆ものです。

この録音は、全てのクラシック音楽ファンに捧げる名演の名盤です。

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ワルター コロンビア交響楽団 ベートーヴェン交響曲第1番

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21

コロンビア交響楽団 – Columbia Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)

1.(07:05) I. Adagio molto – Allegro con brio
2.(06:35) II. Andante cantabile con moto
3.(03:44) III. Menuetto – Allegro molto e vivace
4.(06:07) IV. Finale: Adagio – Allegro molto e vivace
total(23:31)

『ブルーノ・ワルター / ベートーヴェン:交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲』

ブルーノ・ワルターがその最晩年に、録音用に特別編成されたコロンビア交響楽団と録音したベートーヴェンの交響曲全集が復活。今回は交響曲9曲のほか、レオノーレ序曲第2番、コリオラン序曲とフランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲というベートーヴェン作品のステレオ録音を網羅した上、交響曲第4番・5番・7番・9番のリハーサル風景まで収録しています。いずれも日本では日本コロムビアのLPでの初出以来、一度もカタログから消えたことのない定番中の定番。名プロデューサー、ジョン・マクルーアの采配のもと、ハリウッドの音響効果豊かなアメリカン・リージョン・ホール(アメリカ在郷軍人会ホール)で、コロンビア・レコードのエンジニアたちが、アメリカのオケとは思えない馥郁たる響きを捉えたステレオ初期の名録音でもあります。
ソニー・ミュージック

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【SACDハイブリッド】 ベートーヴェン:交響曲全集 ヴァイオリン協奏曲 [7SACD Hybrid+2CD]<完全生産限定盤>

ブルーノ・ワルター(1876-1961)がその晩年である1957年~61年にかけて残したステレオ録音は、この20世紀最大の巨匠指揮者による膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、その長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、文字通り録音の「世界遺産」ともいうべき名盤ぞろいです。

ワルターの全ステレオ録音を作曲家別に体系的にリイッシューする当シリーズは、ワルター初の本格的ハイブリッド商品であり、オリジナル・アナログ・3トラック・マスターから1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターを行ない、21世紀となった現在に、その輝きを再び蘇らせます。第2弾は、コロンビアにとってもステレオによる初のベートーヴェン交響曲全集となった伝説的な交響曲9曲と序曲2曲のほか、日本の音楽ファンの熱いリクエストで実現したフランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲を収録。DISC8と9には交響曲4曲のリハーサル風景、それに交響曲全集が日本で発売された際に、7インチ33回転片面盤として添付されたワルターの日本の音楽ファンに向けてのヴォイス・メッセージを収録しています。ソニーミュージック

ブルーノ・ワルター CD ベスト10 タワーレコード編

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