ベートーヴェン

フルトヴェングラー

フルトヴェングラーの名盤 ベートーヴェン第九 ストックホルムフィル

1943年のフルトヴェングラーの指揮活動は、夏にバイロイトで、『マイスタージンガー』を指揮して始まりました。ヨーロッパの音楽シーズンは、秋に始まり、翌年の夏前に終わって休暇に入るようです。だから実際のシーズンは9月から、ベルリンフィルとウィーンフィルを指揮する生活から始まりました。
クレンペラー

クレンペラーの名盤 ベートーヴェン交響曲第1&6番”田園”(1957)

ここで不思議に感じるのは、なんで1958年の録音がないか?ということです。クレンペラーは、53年より5年ほど好調だったのですが、この人の生涯には大怪我が付きもので、58年10月にチューリヒの自宅で、寝タバコが原因でシーツが燃え、全身の15パーセントに及ぶ大やけどを負って重体に陥ってしまったのです。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー 最後のベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

ベートーヴェン唯一のヴァイオリン協奏曲は、1806年に作曲され、同年12月23日にウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で、フランツ・クレメントの独奏で初演されました。出版は、1808年にウィーンの美術工芸社からで、ボン時代からの親友であるシュテファン・フォン・ブロイニングに献呈されました。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベルリンフィル 第九 戦中の名演

フルトヴェングラーの永遠の名演というと51年のバイロイト祝祭管との録音がまず挙げられます。 第九と言えばフルトヴェングラー、フルトヴェングラーと言えば第九ですが、もう一度ちゃんと聴いてみようと思います。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン 交響曲第7番

個人的には、フルトヴェングラーの一番個性が出るのは、第3番"英雄"と第7番だと思います。今日は、フルトヴェングラーによるベートーヴェンの交響曲第7番について書きたいと思います。数種類の録音がありますが、一番のおすすめは'50年のウィーンフィルとのスタジオ録音です。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン 田園 ウィーンフィルとの名盤

フルトヴェングラーの録音では、やはりベートーヴェンです。またフルトヴェングラー自身、ベートーヴェンに対して特別な感情を持っていたと思います。ナチスへの協力を疑われ、戦後2年間の指揮活動の禁止から嫌疑が晴れ、復帰コンサートで、エグモント序曲、交響曲第6番と5番というオール・ベートーヴェンのプログラムを組んだことからもわかります。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン 運命 ウィーンフィルとの名盤

どうして、フルトヴェングラーに魅かれるんだろう。最近ようやく、なぜ、フルトヴェングラーに魅かれるのかわかったような気がします。それは、フルトヴェングラーの演奏が完成されていないからです。常に、初めてその曲を演奏するような緊張と真剣さとワクワク、ドキドキ感が感じられるからです。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第2番&第4番

初めて、フルトヴェングラーのLPを買ったのが、1971年5月のこと。当時中学2年生だった僕が、ベートーヴェンの“英雄”交響曲のLPを買おうと、レコード屋に行って、選んだのが、フルトヴェングラー指揮ウィーンフィルハーモニーしかも1944年の録音を音源とするものだったのです。
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第1番&第3番”英雄”

僕が初めてフルトヴェングラーの名前を聞いた、または見たのは、中学時代に取っていたミュージックエコーという月刊誌上だったと思います。誌面で、ベートーヴェンの“運命”の有名なイントロについてフルトヴェングラーとトスカニーニの違いをイラストで説明していました。
シューリヒト

シューリヒト ベートーヴェン交響曲全集 老いを感じさせないライブ

シューリヒトのベートーヴェン交響曲全集というとパリ音楽院管弦楽団との全集がまず挙げられます。実はこの全集僕はまだちゃんと聴いたことがありません。そのうち、そのうちと言っている内に、もう一つの全集に手を付けてしまいました。1941年から57年3月までのライブ録音中心です。
シューリヒト

シューリヒト 名盤 ベートーヴェン交響曲第1&4番 戦前の貴重な録音

50年間に購入したLP、CDは何枚になるかわかりませんが、棚卸的な意味も含めて、自分の所有しているCDを聴きながらレビューをするためにこのブログを始めました。でも生きている内に全部聴き終わるかなんともいえません。さて、今日は、シューリヒトの戦前の録音からベートーヴェンの交響曲第1番と第4番ををご紹介します。
クレンペラー

クレンペラー バレンボイム ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番

こんにちは。 ともやんです。 クレンペラーは、ベートーヴェンを重要なレパートリーとして捉え、多くの録音が残されています。 ただ、僕が個人的に残念なのが、ベートーヴェン交響曲全集が、1957年から59年に録音されたものしか残っていないからです...
クレンペラー

クレンペラー ベートーヴェン交響曲第5番 不滅の名盤

こんにちは、 ともやんです。 僕は、もう30年ほど前から、オットー・クレンペラーのLPやCDをコツコツ集めています。 多分、僕のライブラリーの中で一番多い指揮者だと思います。 しかし、なんでクレンペラーに惹かれてコレクションを続けているのか...
フルトヴェングラー

フルトヴェングラー 英雄 戦時中の名演

もう今から50年近く前、当時まだ中学2年生だった僕は、フルトヴェングラー&ウィーンフィルでベートーヴェンの交響曲第3番"英雄"のLPレコードを買いました。もし僕が50年前にこのLPを買っていなかったら、その後50年間もクラシック音楽にのめりこんだりしなかったかもしれません。それだけこのLPの演奏が強烈でした。