ローマのフルトヴェングラー 田園・運命・英雄

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

「ローマのフルトヴェングラー」と題して1952年1月、フルトヴェングラーがローマでローマRAI交響楽団を指揮したベートーヴェンの3曲がSACDハイブリッド盤として今年5月に発売されます。

オーケストラが、手兵のベルリン・フィルやウィーン・フィルに比べかなり落ちるようで、しかも慣れていないということもあり、それが逆にフルトヴェングラーがきちん慎重に指揮したことがプラスとなり、かえって晩年の味わいが伝わってくる貴重な録音となりました。

フルトヴェングラーの異色盤としてぜひ聴いて欲しい、味わってほしい名演です。

スポンサーリンク

ローマのフルトヴェングラー 田園・運命・英雄

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
Symphony No. 6 in F Major, Op. 68, “Pastoral”

1.(12:01) I. Awakening of Cheerful Feelings Upon Arrival in the Country: Allegro ma non troppo
2.(14:00) II. Scene by the Brook: Andante molto mosso
3.(05:45) III. Merry Gathering of Country Folk: Allegro
4.(03:40) IV. Thunderstorm: Allegro
5.(10:14) V. Shepherd’s Song: Happy and Thankful Feelings after the Storm: Allegretto
total(45:40)

—————————

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67

6.(08:44) I. Allegro con brio
7.(11:41) II. Andante con moto
8.(06:21) III. Allegro –
9.(09:23) IV. Allegro
total(36:09)

ローマRAI交響楽団 – RAI Symphony Orchestra, Rome
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 10 January 1952

—————————–

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

10.(16:40) I. Allegro con brio
11.(17:24) II. Marcia funebre: Adagio assai
12.(06:34) III. Scherzo: Allegro vivace
13.(12:47) IV. Finale: Allegro molto
total(53:25)

ローマRAI交響楽団 – RAI Symphony Orchestra, Rome
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 19 January 1952

ローマのフルトヴェングラー《田園・運命・英雄》

1952年1月、フルトヴェングラーがイタリアを楽旅したときの、ローマ・イタリア放送(RAI)用ライヴ。

RAIが録音スタジオとして使用していたRAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ(Auditorium Rai del Foro Italico)での収録。10日の「田園」と「運命」、19日の「英雄」がローマ・イタリア放送交響楽団を指揮して披露されています。聴衆を入れての燃える巨匠のライヴ、それも極めつけのベートーヴェン!「英雄」の最後にはブラボー連発の大拍手が40秒を超えて収録されています。

今回、この「田園」「運命」「英雄」の3曲を2SACDハイブリッド化!イタリアのオケということで、軽く見られがちですが、どうしてどうして、ここに聴かせる音楽はまさにフルトヴェングラー!かつて宇野功芳もローマでのこの3曲について「オーケストラの能力、あまりにデッドな録音というような不備を超えて、晩年の彼の深い、スケール雄大な表現が身に迫って来る名演であり、実演ということでいっそう高い価値を有している」(『フルトヴェングラーの名盤』1977年芸術現代RAIり)と高く評価しております。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました