こんにちは、
ともやんです。
ブラームスの交響曲第1番は、コンサートのプログラムでももっとも人気の高い曲です。
数年前の年間のコンサート数では、ベートーヴェンの作品たちに対抗できる数のコンサートが行われていました。
苦悩から歓喜と言う構成なのも人気のひとつだと思います。
さて、このような作品となるとフルトヴェングラーが注目されますが、なにせ70年前前後の録音ですから、音質が問題があり、なかなかストレートに感動が伝わってくる録音がないのが残念です。
ただ、クラシック音楽を聴き込んだ方なら耳にフィルターを持っていると思うので、それを駆使して欲しいですね。
そんなことなら以下のアルバムが名演の名盤だと思います。
フルトヴェングラー ブラームス 1番
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68
1.(14:48) I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(10:39) II. Andante sostenuto
3.(05:06) III. Un poco allegretto e grazioso
4.(16:32) IV. Adagio – Piu Andante
total(47:05)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 17-20 November 1947, Grossersaal, Vienna Musikverein
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ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a
Variations on a Theme by Haydn, Op. 56a, “St. Anthony Variations”
5.(02:15) Theme: Chorale St. Antoni: Andante
6.(01:17) Variation 1: Andante con moto
7.(01:01) Variation 2: Vivace
8.(02:07) Variation 3: Con moto
9.(02:45) Variation 4: Andante
10.(00:54) Variation 5: Poco presto
11.(01:23) Variation 6: Vivace
12.(03:12) Variation 7: Grazioso
13.(00:58) Variation 8: Poco presto
14.(03:50) Finale: Andante
total(19:142)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 30 March, 2 April 1949, Grossersaal, Vienna Musikverein
ナクソス・ヒストリカル・シリーズ – ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
緩急自在、デュナーミクの幅広さなどの点から、「もっともフルトヴェングラーらしい」演奏であると評されている47年VPO盤。
いくつかの復刻が発売されてきましたが、マーストン復刻による当盤はそれらに優るとも劣らない出色の出来映えです。弦の伸びやかなうねりは豊かで、2楽章のヴァイオリン・ソロはその繊細なニュアンスが十二分に伝わってきます。
また木管の表情、金管の迫力も余すことなく再現され、それによってフルヴェンらしさを再認識することが出来ることでしょう。カップリングの「ハイドン変奏曲」も同じく高音質。終曲「パッサカリア」の入念な磨き込みかたは、他の指揮者のまねできないところです。
アルバム紹介(公式)より
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