クナッパーツブッシュ ワーグナー 管弦楽曲集 1928

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こんにちは、
ともやんです。

クナッパーツブッシュによるCDのジャケットには、録音が1928年と記載されているワーグナーの管弦楽曲集を聴きました。

ただ、『ハンス・クナッパーツブッシュ 生涯の研究』によると資料を調べると1927年と思われる、記されています。

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1927年のベルリン

1927年当時のベルリンは、好景気で市民生活は豊かになり、自由かつ退廃的で刺激的な芸術が求められショービジネスも盛んだったそうです。

ヴァイマル文化とも呼ばれ黄金の20年代とも言われ、映画や演劇に質も高かったようです。

音楽界も今から考えると夢のような往年の指揮者たちが活躍し、ベルリン・フィルをヴィリヘルム・フルトヴェングラーが率い、ベルリン州立歌劇場では、エーリヒ・クライバーとレオ・ブレッヒが活躍。

また州立歌劇場では、別メニューで、革新的なクロル・オペラがオットー・クレンペラーにより開始されていました。

さらに2つの歌劇場が統合されてシャルロッテンブルクに市立歌劇場がオープンし、ブルーノ・ワルターが指揮を担当していました。

まさにベルリンは文化都市として栄えました。
そんな都市でクナッパーツブッシュは、ベルリンフィルを指揮してワーグナーの管弦楽曲集を録音しています。

クナッパーツブッシュ ワーグナー 管弦楽作品集 1928

リヒャルト・ワーグナー – Richard Wagner (1813-1883)
歌劇「さまよえるオランダ人」 – 序曲
1.(09:10) Der fliegende Hollander (The Flying Dutchman): Overture

歌劇「タンホイザー」 – 第1幕 ヴェヌスベルクのバッカナール
2.(11:31) Tannhauser, Act I: Venusberg bacchanal

歌劇「タンホイザー」 – 第2幕 殿堂の入場
3.(04:22) Tannhauser, Act II: Entrance of the Guests

歌劇「ローエングリン」 – 第3幕 前奏曲
4.(03:09) Lohengrin, Plelude to Act3

楽劇「ワルキューレ」 – 第3幕 ワルキューレの騎行
5.(04:25) Die Walkure, Act III: Ride of the Valkyries

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(抜粋)
Die Meistersinger von Nurnberg (The Mastersingers of Nuremberg) (excerpts)
6.(08:42) Act I: Prelude
7.(07:29) Act III: Prelude
8.(02:48) Act III: Tanz der Lehrbuben
total(18:59)

舞台神聖祝典劇「パルジファル」 – 第1幕 場面転換の音楽
9.(08:04) Parsifal, Act I: Transformation Music

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)

ハンス・クナッパーツブッシュの芸術 with ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

もう90年以上前の録音ながら、充分聴くことができますし、クナッパーツブッシュの指揮も颯爽としてもので当時まだ40歳になるかならないかの時で溌剌として若々しさを感じます。

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コメント

  1. 黒住 聡 より:

    “案”弦楽曲とは、どんな曲ですか?

    • ともやん ともやん より:

      黒住様、お世話になります。
      またご指摘ありがとうございました。誤植です。管弦楽曲の間違いでした。
      修正いたしました。お恥ずかしい限りです。以降気をつけます。

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