クナッパーツブッシュ ワーグナー管弦楽曲集 1928

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こんにちは、
ともやんです。

クナッパーツブッシュのことをいろいろ知りたくて、本を探していたら、こんな本を見つけました。

クナッパーツブッシュ 音楽と政治』奥波一秀著。

著者の奥波(おくなみ)氏は、1966年高岡生まれ。1990年、東京大学教養学部教養学科卒業。訳書 バーリン『北方の博士J.G.ハーマン』(みすず書房、1996)、論文「言語における理性と歴史」ほか。

僕と同じ富山県のご出身のようですが、秀才ですね。ただ、『クナッパーツブッシュ 音楽と政治』の序文を読み限り、探求心と好奇心の強いお方と好感を持ちました。

ということで、この本を読みながら、そして参照しながら、クナッパーツブッシュの音楽を聴いて感想を綴っていきたいと思います。

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クナッパーツブッシュ 略歴

ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)はドイツの出身の偉大な指揮者。
ボンとミュンヘンの大学で哲学を学びました。
それと同時にケルン音楽院で指揮法を取得しています。その後1910年にミュールハイム歌劇場でデビューしています。

その後、地方劇場を経て、1922年にバイエルン国立歌劇場の指揮者に就任しています。
しかし、時代は、不穏な空気が流れだしてきました。
1933年にナチスが政権を取ると35年にはクナッパーツブッシュは、ナチスによって同ポストを追放されてしまいます。
そして活動の場はウィーンへ。
戦後は、バイエルンに音楽総監督として復帰し、バイロイトを中心に広く活躍しました。

その演奏は、標準とか洗練とか一般的な価値観を大きくかけ離れていました。
独自のインパクトに満ちた演奏は、日本では録音でしか聴くことが出来ません。

しかし、それは媒体を通していても聴く人に衝撃を与えずにはいられません。
だから、いまだに日本の好楽家の中にも根強いファンがいるのだと思います。

クナッパーツブッシュ ワーグナー管弦楽曲集 1928

リヒャルト・ワーグナー – Richard Wagner (1813-1883)

歌劇「さまよえるオランダ人」 – 序曲
1.(09:10) Der fliegende Hollander (The Flying Dutchman): Overture

歌劇「タンホイザー」 – バッカナーレ
2.(11:31) Tannhauser, Bacchanal

歌劇「タンホイザー」 – 第2幕 殿堂の入場
3.(04:22) Tannhauser, Act II: Entrance of the Guests

歌劇「ローエングリン」- 第3幕 前奏曲
4.(03:09) Lohengrin:Prelude to Act3

楽劇「ワルキューレ」 – 第3幕 ワルキューレの騎行
5.(04:25) Die Walkure, Act III: Ride of the Valkyries

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(抜粋)
Die Meistersinger von Nurnberg (The Mastersingers of Nuremberg) (excerpts)
6.(08:42) Act I: Prelude
7.(07:29) Act III: Prelude
8.(02:48) Act III: Tanz der Lehrbuben
total(18:59)

舞台神聖祝典劇「パルジファル」 – 第1幕 場面転換の音楽
9.(08:04) Parsifal, Act I: Transformation Music

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)

ハンス・クナッパーツブッシュの芸術 with ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

往年のドイツの指揮者、ハンス・クナッパーツブッシュのボックス・シリーズがイギリスのスクリベンダムから登場。

第2弾のボックスには、クナがベルリン・フィルを指揮した代表的な録音が集められています。 ヒストリカル系指揮者ボックスは地味なデザインが多い中、精悍でちょっと怖いクナの姿と競いあうかのような派手な色彩の背景は印象的で、実際にブルックナーの改訂版や、金管の増強など強烈なサウンドを好んでいたクナッパーツブッシュにはふさわしいデザインかもしれません。

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