ブルーノ・ワルター 名盤 ハイドン 交響曲第88番&第100番

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こんにちは、
ともやんです。

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団のハイドンを聴きました。

曲目は、交響曲第88番”V字”、第100番”軍隊”です。

古き良き時代とはこのことを言うのだはと思うほど、温かく優しい演奏です。

ハイドンの演奏は、ピリオド楽器による演奏が主流で、モダン楽器の演奏もピリオド楽器の奏法を取りえていて、フレッシュで良いのですが、このワルターの演奏のような豊かさでは劣ります。

ブルーノ・ワルターにみる豊かな演奏とは、僕の友人に古楽器演奏を全く認めない人がいます。

以前、アーノンクールのコンサートに行って、聴くに絶えず途中で出てきた(本人談)というほどです。

彼の理屈は、作曲が先で、演奏は後。

つまり演奏や楽器を意識して作曲しているのではなく、当時にあった楽器で演奏しているだけで、それを敢えて当時の楽器で演奏するというのはおかしいという理論です。

よくわからない理論ですが、僕は両方あっていいと思います。

また当時の作曲家は、当然当時の楽器の性能を考えて作曲していたと思うので、古楽器演奏は理にかなっていると僕は考えます。

音楽は楽しむものですから、いろんなスタイル、アプローチがあっていいと思います。

ただ、ブルーノ・ワルター&コロンビア交響楽団の演奏にみるゆったりとしたテンポで豊かな演奏というのは、現代ではなかなか聴けなくなったと思います。

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ワルター ハイドン交響曲第88番”V字”、第100番”軍隊”

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第88番 ト長調 「V字」 Hob.I:88
Symphony No. 88 in G Major, Hob.I:88

1.(05:41) I. Adagio – Allegro
2.(07:20) II. Largo
3.(04:44) III. Minuet: Allegretto
4.(03:37) IV. Finale: Allegro con spirito
total(21:22)

——————————–

交響曲第100番 ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
Symphony No. 100 in G Major, Hob.I:100, “Military”

1.(07:33) I. Adagio – Allegro
2.(06:31) II. Allegretto
3.(05:49) III. Menuet: Moderato
4.(05:51) IV. Finale: Presto
total(25:44)

コロンビア交響楽団 – Columbia Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)

ハイドン 交響曲第88番「V字」・第100番「軍隊」 ブルーノ・ワルター コロンビア交響楽団

ブルーノ・ワルター(1876-1962)が最晩年の1957年~61年にかけて残したステレオ録音は、この20世紀最大の巨匠指揮者による膨大なディスコグラフィの中でも最重要の演奏であり、その長い音楽活動のさまざまな経験と深い洞察とが結実した、文字通り録音の「世界遺産」ともいうべき名盤ぞろい。

これらは特別に組織されたコロンビア交響楽団との緻密なリハーサルとセッションを積み重ね、音響効果の優れたアメリカン・リージョン・ホールで最新鋭の機材・技術で収録されたステレオ初期の名録音でもあります。

それらを1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターし、2020年度第58回「レコード・アカデミー賞」特別部門・特別賞を受賞した『ブルーノ・ワルター全ステレオ録音SA-CDハイブリッド・エディション』(全7巻・2019~20年発売)からの分売となる1枚です。

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ちなみに僕が持っているのは、韓国盤で『ブルーノ・ワルター エディション(39枚組)』のボックスセットです。

既に廃盤ですが、中古店で見つければ買いです。

ブルーノ・ワルター エディション 39枚組

ハイドンでは、第88番「V字」、第100番「軍隊」に加え、第102番も収録されているのが嬉しいです。
ワルターのボックスセットはいくつかありますが102番が収録されていないことが多いようです。

個人的には、102番も素晴らしいので聴かないともったいないです。
ただ、残念ながら今回ご紹介する現役SACDハイブリッド盤は、88番と100番のみです。

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最後に

ブルーノ・ワルターをはじめ19世紀の生まれの巨匠たちの演奏が今でも重宝され聴かれ続けるのはいいことなのか、どうかわかりません。

でも愛好家としては現代の演奏家たちも聴きながら、昔の演奏も聴いて思いを馳せるくらいのスタンスがいいと思います。

時々なんでもかんでも昔の演奏がいいという人がたまにいますが、広く楽しんだ方がいいと思います。

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