トスカニーニ 名盤 メンデルスゾーン交響曲”イタリア””宗教改革”

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こんにちは、
ともやんです。

トスカニーニは、1857年イタリアのパルマ生まれです。
パルマは、イタリア北部の内陸部で、ミラノとボローニャ、ジェノヴァ、ヴェネツィアのちょうど中間に位置する都市です。

パロマ音楽院でチェロと作曲を学んで、19歳で卒業、1886年に南米を巡業するロッシ歌劇団に首席チェロ奏者として参加。
代役で『アイーダ』を指揮して成功をおさめ、指揮者デビューしました。

同年トリノでイタリアデビューを果たし、スカラ座の第2チェロ奏者を1シーズン務め、翌年からトリノや地方都市で指揮活動を始め少しずつ認められるようになりました。

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トスカニーニ 壮絶な音楽活動

トスカニーニの快進撃は1895年頃から始まります。

トリノ王立劇場の音楽監督に就任し、翌年プッチーニの『ボエーム』を初演して大成功。
98年からスカラ座再建のために迎えられ、1903年までと06年から08年まで2度芸術監督を務めました。

1908年から15年までアメリカのメトロポリタン歌劇場を中心に活躍しました。

第一次世界大戦後、スカラ座の大改革を任されると20年にオーケストラを新しく結成、21年から29年まで芸術監督として黄金時代を築き、26年には、プッチーニの『トゥーランドット』を初演しました。


※スカラ座

1927年から36年までニューヨークフィルの音楽監督を務めて、30年には外国人指揮者として初めてバイロイト音楽祭で指揮しました。

34年から37年はザルツブルク音楽祭とウィーン、35年から39年はBBC響にも客演しました。

39年以降は、54年に引退するまでトスカニーニのために創設されたNBC交響楽団とお活動にほぼ専念しました。

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トスカニーニの名盤 メンデルスゾーン交響曲第4番&第5番

トスカニーニは、1867年生まれなので、このメンデルスゾーンの「イタリア」を録音した1954年2月当時は、すでに86才の高齢でした。

しかもこの年の4月には最後のコンサートを行って、またこの時の録音が、涙無くして聴けないのですが、このイタリアは、そのラストコンサートのわずか2か月前の録音なんですね。

しかし、そんな時期にもかかわらず、なんと瑞々しく、そして第2楽章、第3楽章の哀愁は、なんと素晴らしんでしょうか。

第1楽章はいつものスタイルで早いテンポで透徹した表現と推進力で進みますが、これがとても瑞々しいんですね。

トスカニーニの演奏というと、どの演奏も録音のせいかなんか怒られているよう感じてしまいますが、このイタリアでは、それがあまり感じません。

何度でも聴いてしまう名演です。

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トスカニーニ&NBC交響楽団 メンデルスゾーン”イタリア”&”宗教改革”

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第4番 イ長調 「イタリア」 Op. 90
Symphony No. 4 in A Major, Op. 90, “Italian”

I. Allegro vivace
II. Andante con moto
III. Con moto moderato
IV. Saltarello: Presto

NBC交響楽団 – NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ – Arturo Toscanini (指揮)
録音: 1954.2.26-28

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フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第5番 ニ長調 「宗教改革」 Op. 107
Symphony No. 5 in D Major, Op. 107, “Reformation”

I. Andante – Allegro con fuoco
II. Allegro vivace
III. Andante – IV. Andante con moto – Allegro vivace

NBC交響楽団 – NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ – Arturo Toscanini (指揮)
録音: 1953.12.13

メンデルスゾーン: 交響曲第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」他

人気のプラハSACD復刻シリーズ、
トスカニーニ生誕150年記念

SACDハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回は昨年(2016年)が生誕150年だったトスカニーニの名盤SACD化。
メンデルスゾーンの「イタリア」は名盤の誉れ高いRCAのカーネギーホール・セッションではなく、2月28日のコンサート・ライヴとされます。トスカニーニらしいまばゆい輝きと推進力がSACDでさらに凄みを増しています。
1935年ロンドンでの「パルジファル」も貴重。SACD化でトスカニーニならではの強い緊張感がまざまざと伝わってきます。
キングインターナショナル

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