トスカニーニ ベートーヴェン交響曲全集 歴史的規範

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こんにちは、
ともやんです。

ベートーヴェンの交響曲全集というとたくさんの録音が残されています。
それこそ、世界的な有名な指揮者から、知名度は低いけど地元では著名な指揮者まで、その録音の数は、多分何百とあると思います。

あるジャーナリスト方もクラシック音楽がお好きということで、特にベートーヴェンの交響曲全集は、見つけるとすぐ買ってしまうとどこかのインタビューに応えられていました。

それを聞いてまるで自分のことのように思ったし、そういう人は多いのではなんても思いのではないでしょうか。

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トスカニーニ ベートーヴェン交響曲全集の歴史的意義

さて、少し古い資料ですが、1998年に音楽之友社から出た、『クラシック名盤大全 交響曲篇』で、

トスカニーニのベートーヴェンの交響曲全種について次のように書かれていました。

“ベートーヴェンの交響曲全集は、歴史的名演といわれる名盤には事欠くことはないが、私たちに作品の演奏解釈のもっとも規範となり得る指標を示してくれる演奏は、このトスカニーニの録音であるといい切ってよいだろう。”

続いて
“本質的な次元においてスコアに内在する可能性と作曲者の意図を最高に純粋な状態で描出する結果を生んでおり、私たちは、この演奏によってこの9曲のイデアを確かに感じ取ることが出来るのである”
と書かれています。

うーん、わかったような、わからなかったような。
でも凄い演奏の録音であることは確かです。

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トスカニーニ ベートーヴェン交響曲全集

ベートーヴェン:
交響曲第1番ハ長調 Op.21(録音:1951年12月21日)
交響曲第2番ニ長調 Op.36(録音:1949年11月7日、1951年10月5日)
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(録音:1953年12月6日)
交響曲第4番変ロ長調 Op.60(録音:1951年2月3日)
交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(録音:1952年3月22日)
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(録音:1952年1月14日)
交響曲第7番イ長調 Op.92(録音:1951年11月9,10日)
交響曲第8番ヘ長調 Op.93(録音:1952年11月10日)
交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』(録音:1952年3月31日、4月1日)

劇音楽『エグモント』 Op.84~序曲(録音:1953年1月19日)
ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123(録音:1953年3月30,31日、4月2日)
会場:カーネギー・ホール

アイリ-ン・ファーレル(ソプラノ)
ロイス・マーシャル(ソプラノ)
ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
ジャン・ピアース(テノール)
ユージン・コンリー(テノール)
ノーマン・スコット(バス)
ジェローム・ハインズ(バス)
ロバート・ショウ合唱団

NBC交響楽団
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

トスカニーニ NBC交響楽団(1951年)
シャープな造形を持ち、力強い演奏

ベートーヴェン: 交響曲全集、ミサ・ソレムニス<完全生産限定盤> アルトゥーロ・トスカニーニ 、 NBC交響楽団

20世紀のベートーヴェン演奏の規範を作りあげた
トスカニーニによる定番の全集が『ミサ・ソレムニス』を加えて登場

20世紀演奏史に巨大な足跡を残した大指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ。この1949~1953年の録音は、20世紀が生んだベートーヴェン演奏の最高の規範と讃えられる名盤中の名盤。
トスカニーニのベートーヴェンは同じ時代のフルトヴェングラーの対極に位置する、贅肉をきっぱりと削ぎ落とした厳しい造形に、ラインのはっきりとした歌を乗せていくスタイル。彫像を思わせる硬質で厳格な造型には、燃焼度の高い熱情が常にあふれ、強靭なカンタービレ表現と相まって熱いパトスは、世紀を越えてベートーヴェンの改革的な交響曲を伝えています。
大作『ミサ・ソレムニス』でもトスカニーニ流のベートーヴェン像は揺るぎなく、声楽陣も完全にコントロール下に置いた、身の引き締まるような緊張感と統一感は格別といえましょう。(輸入元情報)

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最後に

トスカニーニには、1939年のベートーヴェンツィクルスを行っています。

当時73歳のトスカニーニの演奏は、老け込んでいない時の演奏で、内容的にはNBC交響楽団との2回目の録音よりも優れたものがあります。

録音当時すでに80歳を超えたトスカニーニのの表現とデッドな録音で潤いの少しも感じないプレスもあったようですが、気持ちよく聴くには、それなりのフィルターがいるようです。

いろいろ自分なりに楽しみ方を見つけてほしいCDですね。

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