NBC交響楽団

トスカニーニ

トスカニーニ ブラームス 交響曲第1番&第4番

現代の指揮者に大きな影響を与えたイタリアの大指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)のブラームスに知るにはおすすめの復刻盤が出ています。 盤鬼こと往年の音楽家の名演の数々を復刻されている平林直哉氏の制作によるブラームスの交響曲第1番と第4番です。
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トスカニーニ 第九 1939年の全集より

トスカニーニほど、好き嫌いが二分する指揮者も少ないと思います。僕は、ずっとフルトヴェングラーの重厚さ、哲学的、文学的な演奏スタイルに神秘性を感じ、それに尽きぬ魅力を感じていました。しかし、トスカニーニの怒っているように聴こえる演奏には、なかなかなじめなかったのです。
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トスカニーニのモーツァルトもいいかも 交響曲集より

現在、このブログで取り上げている指揮者の中で、もっともCDで聴く演奏と現実とのギャップがあるのが、トスカニーニではないか。特にRCAで聴くNBC交響楽団との録音は、残響のないデッドな音質と相まって、楽譜に忠実と思われる正確なフレージングと速いテンポでの推進力は感じますが、そこの潤いや温もりなどはほとんどない。
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トスカニーニ ベートーヴェン交響曲全集 歴史的規範

ベートーヴェンの交響曲全集というとたくさんの録音が残されています。それこそ、世界的な有名な指揮者から、知名度は低いけど地元では著名な指揮者まで、その録音の数は、多分何百とあると思います。ベートーヴェンの交響曲全集は、見つけるとすぐ買ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
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トスカニーニ シューマン交響曲第2番 掘り出し物の名演

現在聴くことができる50年代のNBC交響楽団とのCDも録音が残響のないスタジオでのもので、しかもトスカニーニ自身80歳を超えての録音で、なんかギスギスして干物のような音を聴くようで残念でなりません。つまり想像力を働かせて聴かなければならないという挑戦でもあります。
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トスカニーニ ベートーヴェンツィクルス1939 胸のすく快演の名盤

ベートーヴェンの交響曲第1番、往年の名演として忘れてもらっちゃ困るのが、トスカニーニ&NBC交響曲楽団の演奏。それも1939年のツィクルスが素晴らしいです。薩摩剣士の如く、チェストォーとバサッと切り込んでくる様に痺れます、気が付く前にというかやれちまっています。
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トスカニーニ ヴェルディ『レクイエム』

トスカニーニは、89歳までの長命で、70歳台後半から86歳で引退するまで、NBC交響楽団という自分専用のオーケストラを指揮してモノラルながら多くの録音を残しました。トスカニーニが、フルトヴェングラーのように60代で亡くなっていたら、現在と違う評価をされていたかも。
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トスカニーニの名演 ベートーヴェン交響曲第8番は凄い!

トスカニーニのベートーヴェン・ツィクルスの中でも最も評価の高いものがこの1939年の連続演奏会ライヴです。思えば、インテンポの部分では厳格さ強烈さも ほぼ毎週のペースで繰り広げられた名演集です。 この時代トスカニーニは体力的に充実していた様子で、NBC交響楽団を完璧に掌握。 自由自在なテンポ変化を見せるかと