ベートーヴェン 交響曲全集 巨匠たちの遺産

クレンペラー

こんにちは、
ともやんです。

このブログで取り上げている往年の巨匠たちのベートーヴェンの交響曲全集を集めてみました。

題して、『ベートーヴェン 交響曲全集 巨匠たちの遺産』

トスカニーニ、ワルター、シューリヒト、クレンペラー、フルトヴェングラー、シェルヘンという20世紀に大きな足跡を遺した巨匠たちの録音です。

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アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団(1949-51年)

シャープな造形を持ち、力強い演奏

ベートーヴェン: 交響曲全集、ミサ・ソレムニス<完全生産限定盤> アルトゥーロ・トスカニーニ 、 NBC交響楽団

ベートーヴェンの交響曲全集は、歴史的名演といわれる名盤にはまったく事欠くことはないが、私たちに作品の演奏解釈のもっとも規範となり得る指標を示してくれる演奏は、このトスカニーニの録音であるといい切ってよいだろう。ここに示されたトスカニーニのアプローチは、ラテン系の指揮者特有の明晰さや明快さを感じさせるところもあるが、本質的な次元においてスコアに内在する可能性と作曲者の意図を最高に純粋な状態で描出する結果を生んでおり、私たちは、この演奏によってこの九曲のイデアを確かに感じ取ることができるのである。奇数番号の演奏のみならず、偶数番号の演奏ももっよ評価されてしかるべきではないだろうか。クラシック名盤大全交響曲篇より

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ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団(1959-61年)

古典的で明るい演奏の中に洗練されたロマン性がある

『ブルーノ・ワルター / ベートーヴェン:交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲』

全音楽ファンにおすすめの全集です、こんなに瑞々しく、力強く、チャーミングな全集はないからです。暖かで爽やかな感動を与えてくれます。またジョン・マックルーアのプロデュースによる録音も素晴らしいです。

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カール・シューリヒト指揮パリ音楽院気管弦楽団(1957-58年)

独特な枯淡にして華のある演奏

SACDハイブリッド】 ベートーヴェン: 交響曲全集 (+ステレオ版 第九)<タワーレコード限定> カール・シューリヒト 、 パリ音楽院管弦楽団

シューリヒトの演奏は、どんなに気迫のこもった迫力ある演奏であってもどこかに透明感があり颯爽とした印象を受けます。

何か、飄々と俗世間から突き抜けた清々しさを感じます。僕はそんなところが好きでシューリヒトの演奏をよく聴きます。

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オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(1957-60年)

骨太でどっしりとした雄大な演奏

『クレンペラー / ベートーヴェン: 交響曲 & 序曲集 (限定盤)』

クレンペラーは、50年代後半以降、72年までフィルハーモニア管と多くの録音を残しましたが、ステレオ録音による全集はこれだけです。60年代の後半にも再録音しても良かったと思いまし、そんな企画があったのかどうかわかりませんが、残念です。

ただ70年に映像として全集が残されていて(残念がら音響はモノラル)その内聴きたいと思います。

特に58年の寝たばこによる大やけどから回復してから録音された第3″英雄”、5番、7番が超名演です。

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ヴィリヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1948-54年)

雄大な風格を持ち、深い表現力。

ベートーヴェン: 交響曲全集(2010リマスター)<限定盤> ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 他

フルトヴェングラーは、結局ベートーヴェンの交響曲全集を遺すことなく逝ってしまいました。
もちろんLPやCDとして発売する商品としては、編集して全集として出すことはできますが、全集としての企画としては敵わない夢です。

その中で、ウィーンフィルとのスタジオ録音の6曲と、第2番は、ロンドンでのライブ音源、第8番をストックホルムでのライブ音源、第9番を51年のバイロイト音楽祭でのライブ音源を入れるのが順調な全集だと思います。

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ヘルマン・シェルヘン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1951-54年)

ベートーヴェン: 交響曲全集/序曲集 ヘルマン・シェルヘン 、 ウィーン国立歌劇場管弦楽団

1951年から54年の間、ウェストミンスター・レーベルに録音されたこのモノラルの交響曲全集は、ベートーヴェン生誕250周年の記念年を飾るのにぴったりです。ヘルマン・シェルヘンの魅惑的な、現代的と言ってもいいベートーヴェンへのアプローチにしても、まさしく歴史的再発売となったこの音質にしても、とても1950年代のものとは思えません。シェルヘンのウェストミンスターのプロデューサー、クルト・リストはこう指摘しました。「シェルヘンが関われば決して退屈なものにはならず、誰も無関心のままではいられません」。シェルヘンの演奏はわくわくさせるものであり、「音楽は理解されるべきものではない。それは聴かれるべきものだ」という彼の個人的な信念を証明するものです。
ユニバーサル・ミュージックより

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