こんにちは、
ともやんです。
ネットフリックスでバーンスタインを取り上げた「マエストロ」を観てから、俄然、ニューヨークフィル時代のバーンスタインに興味を感じ出した。
バーンスタインは、若くしてニューヨークフィルの首席指揮者になった。
ニューヨーク・フィルの一時代を築いたのは確かだし、CBSに多くの録音も残してくれた。
しかし、ニューヨーク・フィルを勇退後、ヨーロッパに渡り、ウィーン・フィルを中心にドイツグラモフォンにも多くの録音を残した。
モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、マーラーと。そして世間は、ニューヨーク・フィル時代を忘れたかのようにそれらが素晴らしいと讃えた。
実際、素晴らしいのだが、なんか大事ものを忘れているような気がしないでもない。
そう。
ニューヨークフィル時代の名演の名盤を。
そこで録音当時は金字塔と言われたマーラーの交響曲全集を敬意を込めて聴いていこうと思う。
マーラー: 交響曲全集<完全生産限定盤> レナード・バーンスタイン 、 ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタインによる第1回目のマーラー交響曲全集は、20世紀におけるマーラー演奏史に残る金字塔の一つ。
1960年、マーラー生誕100年を記念してニューヨークで開催された「マーラー・フェスティヴァル」に際して録音された「第4番」を嚆矢に、1967年まで8年の歳月をかけて、ニューヨーク・フィル定期での演奏と並行して「第3番」(1961年)、「第5番」「第2番《復活》」(1963年)、「第7番《夜の歌》」「第9番」(1965年)、「第1番《巨人》」(1966年)、「第6番《悲劇的》」(1967年)の順でセッション録音が行なわれ、その間、1966年のロンドン響客演の折りに「第8番」が収録されました。
さらに1969年にバーンスタインがニューヨーク・フィル音楽監督を退任後、1970年代に「大地の歌」(1972年、イスラエル・フィル)と「第10番~アダージョ」(1975年)が録音され、より完璧な交響曲全曲録音が完成しました。
今回のボックス・セットは、「大地の歌」「第10番~アダージョ」を含む交響曲全曲と、LP時代の全集にボーナス盤として添付されていた「グスタフ・マーラーの思い出」を加えたもので、内容的には2009年に海外盤で発売されたカーネギー・ホールとの共同企画による全集版(88697453692)と同じです。
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