フルトヴェングラー モーツァルト管弦楽曲集

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こんにちは、
ともやんです。

フルトヴェングラーによるモーツァルトの録音は、非常に少ないです。
オペラに関しては多少残されていますが、管弦楽曲に関しては淋しい限りです。
例えば、交響曲に関したは残されている曲は、第39番と第40番のみです。

残された録音がこれだけですから、当然コンサートで取り上げることも少なかったと思います。

理由は、よくわかりませんが、単に苦手にしていただけなのでしょう。
交響曲第40番の録音を聴いてもどうしていいかわからず、独りよがりな印象を受けます。

ただ中には、それなりに楽しめる演奏もあり、ご案内します。

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フルトヴェングラーのモーツァルト

セレナード第10番が名演です。
なんか、「俺、モーツァルト苦手だから、君たちで上手くやってよ。」
って感じで、ウィーンフィルのメンバーに任せたような演奏です。
それがかえって良かったのかもしれません。

フルトヴェングラーの持つ、デーモニッシュな悲壮感は、やはりモーツァルトには似合いません。
それを知ってかどうかわかりませんが、ウィーンフィルの自主性に任せた?のが良い結果になったと思います。
フルトヴェングラーのモーツァルトでは、オペラがいくつか残されています。
特に最後の年となった1954年のザルツブルク音楽祭での『ドン・ジョバンニ』実況録音が素晴らしいということです。
これに関しては改めてご紹介したいと思います。

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フルトヴェングラー 名盤 グルック&モーツァルト

クリストフ・ヴィリバルト・グルック – Christoph Willibald Gluck (1714-1787)
歌劇「アルチェステ」 – 第1幕 序曲
1.(08:28)Alceste, Act I: Overture

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 28 October 1942

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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
セレナード第10番 変ロ長調 「グラン・パルティータ」 K. 361
Serenade No. 10 in B-Flat Major, K. 361, “Gran Partita”

2.(08:29) I. Largo – Allegro molto
3.(08:29) II. Menuetto – Trio I-II
4.(06:30) III. Adagio
5.(04:36) IV. Menuetto: Allegretto – Trio I-II
6.(06:57) V. Romanze: Adagio – Allegretto – Adagio
7.(10:46) VI. Theme with Variations
8.(03:29) VII. Finale: Molto allegro
total(49:16)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 11 and 26 November 1947 and 3 December 1947

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セレナード第13番 ト長調 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K. 525
Serenade No. 13 in G Major, K. 525, “Eine kleine Nachtmusik”

9.(04:26) I. Allegro
10.(04:44) II. Romanza: Andante
11.(02:13) III. Minuet: Allegretto – Trio
12.(02:59) IV. Rondo: Allegro
total(14:22)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 1 April 1949

モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」、第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(ウィーン・フィル/フルトヴェングラー)

音楽のメトロノミカルな進行を嫌い、旋律(メロス)の微妙な息づかいに集中したフルトヴェングラーは、ワーグナーの流れを継ぐ最後の巨匠でありました。凡庸な音楽家の場合、旋律線に注意を傾けるあまり全体のまとまりがばらけてしまうケースが見られますが、フルトヴェングラーを偉大たらしめたのは、楽曲を包括的に組み立てる能力に秀でた点でしょう。彼が意図せずして使っていた、クライマックスに向けてほんのわずかにアップされるテンポの揺らぎ、第1主題と第2主題の強弱のコントラストなどの技法が、モーツァルトの作品に於いて明瞭に発見することが出来ます。CD帯紹介文

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