クナッパーツブッシュ ハイドン交響曲集 異端なれど格調高く

クナッパーツブッシュ

こんにちは。
ともやんです。

クナッパーツブッシュ指揮によるハイドンの交響曲名演集です。

第88番「V字」(ウィーンフィル、1958年11月9日)
第92番「オクスフォード」(1925年、シュターツカペレ・ベルリン)
第94番「驚愕」(ベルリンフィル、1950年2月1日)
交響曲第100番「軍隊」(シュターツカペレ・ベルリン、1933年4月)

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僕自身は、ザ・コレクション3を所有していてこれで聴いています。

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ただ残念がら現在廃盤で、注文が受けられない状況でので、Memoriesの2枚組をご案内します。

クナッパーツブッシュのハイドンは、ハイドンの交響曲の通念を打ち破る演奏で、はっきり言えば異端です。でもそれがとんでもない奇演ではないのは、その格調の高さと自然さです。

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クナッパーツブッシュのハイドン 聴かずに死ねるか

一番古い録音は1925年の第92番”オックスフォード”で、これは録音で聴くことが出来るクナッパーツブッシュがもっとも若い頃のものです。後年の格調の高さが感じられますが、録音が古すぎます。

次の第100番”軍隊”は、鑑賞に十分耐えるだけの情報量があります。特に第2楽章と終楽章で
テンポをガクッと落とすところなど、後年のクナッパーツブッシュを彷彿とさせ、嬉しくなってしまいます。

第94番”驚愕”は、50年ベルリンフィルとのライブで、第二楽章は、ゆっくり静かに始まり、来るぞ、来るぞと思っていたら、それを上回る驚愕でクナッパーツブッシュが楽しんで
演奏している感じがすごく伝わってきます。

第88番は、51年ウィーンフィルとのライヴでいつもながら拍手が終わる前に開始しています。4曲の中では、もっとも音質が良く、クナッパーツブッシュの妙技が堪能できます。

第一楽章は、序奏から主部に入るとその遅さにずっこけます。普通の指揮者に比べて倍くらい遅いのではと感じます。

ある時「なぜ、そんなに遅く演奏するのか?」という質問を受けて、
「ハイドンの時代にはクルマはなかったからね。」と答えといいます。

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ハイドンの交響曲は、クナッパーツブッシュの主要なレパートリーではありませんが、観客を楽しませるというサービス精神に富んでいて、聴く方も微笑ましく、時には大笑いする演奏です。

これは聴かずにはおれない名盤だと思います。

クナッパーツブッシュ ハイドン交響曲名演集

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)

交響曲第88番「V字」(ウィーンフィル、1958年11月9日)
交響曲第92番「オクスフォード」(1924年、シュターツカペレ・ベルリン)
交響曲第94番「驚愕」(ベルリンフィル、1950年2月1日)
交響曲第100番「軍隊」(シュターツカペレ・ベルリン、1933年4月)

指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1962)

クナッパーツブッシュ『ハイドン:交響曲名演集』

巨匠クナッパーツブッシュの正に異形のハイドン。毒を持ったハイドン演奏。ハイドン演奏には無限の可能性がある事を今の世にも教えてくれる傑作です。ウィーンフィルとの「V字」大らかさが何とも言えない超名演です。「驚愕」の大胆なテンポ変化、急激なギアチェンジに乗客みながずっこけるかのようです。しかし、単なる奇演に終わらないのがその格調の高さです。クナの遺されている全てのハイドンが当盤で揃って聞けるお得盤です。
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