クナッパーツブッシュ 名盤 ウィーンフィル 1940

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こんにちは、
ともやんです。

ドイツの名指揮者ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)は、主にミュンヘン、ウィーンで活躍しリヒャルト・ワーグナー、アントン・ブルックナーの大家として知られています。
イタリア、パリへの客演はあるようですが、生涯活動はヨーロッパ圏内に限定されていたようです。だから当然来日もありません。
だから、クナッパーツブッシュの演奏は、日本では、LPやCDでしか聴くことが出来ません。
しかも関連記事などからすると録音には、積極的ではなかったようで、フルトヴェングラーと同世代にも関わらず、ステレオ録音の時代まで活動したことで、ステレオ録音も残されています。

しかし、ワルターやクレンペラーなどのようにレコード会社を挙げての大量の録音はなく、それはクナッパーツブッシュ自身の健康問題や録音に対する考えではないかと感じます。
もちろんそれは推測でしかありませんが。

さて、そんなクナッパーツブッシュの貴重な録音が、Scribendum(スクリベンダム)から、ウィーンフィル・コレクション、ベルリンフィル・コレクションがリリースされ、今月ミュンヘンフィル・コレクションがリリースされる予定です。

このブログでは、ひとつひとつ内容をチェックしていきたいと思います。

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クナッパーツブッシュ ウィーンフィル・コレクションより

CD1は、1938年と1940年の戦前の録音が収録されています。
何と言ってもユニークなのは、モーツアルトのセレナーデです。
特に、第3楽章と第4楽章は超スローテンポの演奏で笑ってしまいそうですが、当然本人は真面目にやっていると思います。ただ、これはクナッパーツブッシュの曲への見方で、正面から見ているというより、斜に構えてみている印象を受けます。

クナッパーツブッシュは大学で、哲学を学び、常識を疑ってみる視点を持っているのかもしれません。

ぜひ、クナッパーツブッシュの世界を体現してほしいと思います。

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ベートーヴェン
1.(14:43)「レオノーレ序曲」第3番, Op.72a

モーツァルト
2.(04:31)「フィガロの結婚」序曲 K.492

セレナーデ ト長調, K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
3.(06:00)I.Allegro
4.(06:41)II.Romance
5.(02:07)III.Menuetto.Allegretto – Trio
6.(06:02)IV.Rondo.Allegro

ヨハン・シュトラウス2世
7.(02:27)ポルカ「浮気心」,op.319

ヨーゼフ&ヨハン・シュトラウス2世
8.(02:37)「ピチカート・ポルカ」

ヴェルディ
9.(04:10)「アイーダ」~凱旋行進曲

カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)
10.(08:11)ワルツ「ウィーン娘」op.388

ワーグナー
11.(10:55)「リエンツィ」序曲
12.(09:56)「神々の黄昏」~ジークフリートのラインへの旅

Rec: 8 August 1938(1),15 October 1940(2),12 May 1940(3-6&12),1940(7-11)

 

ハンス・クナッパーツブッシュの芸術 with ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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