フルトヴェングラー シュナイダーハン ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

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こんにちは、
ともやんです。

名ヴァイオリニスト、ウォルフガング・シュナイダーハンは、1915年5月28日にウィーンで生まれ、2002年5月18日に生地と同じウィーンで亡くなっています。

今年が没後20年にして今日が命日ですね。

シュナイダーハンに関して名前くらいしか知りませんでしたが、改めて経歴を見ると凄い人です。

まさにウィーンに生まれ、ウィーンで活動の場をほとんど網羅して活躍した人です。
17歳でウィーン交響楽団のコンサートマスターに就き、5年後の1937年からウィーン・フィルのコンサートマスターに就任し、51年まで務めました。
まさに戦時下から戦後の動乱期を乗り切った人です。

その間、巨匠フルトヴェングラーの下で名演お残しています。

そんなシュナイダーハンが、ウィーン・フィルを退団後、フルトヴェングラー指揮ベルリンフィルと共演した録音をご紹介します。

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シュナイダーハン ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 with フルトヴェングラー

1953年のライブ録音ですが、音質が悪くありません。なんと言ってもフルトヴェングラーの迫力ある有機的な響きが素晴らしいです。

そのフルトヴェングラーに引っ張られるようにシュナイダーハンは、魂の演奏を展開しています。
前年にケンプと録音したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタでは、ウィーン風の優雅さとロマンティックさが前面出た演奏でしたが、この協奏曲では、フルトヴェングラーとの相乗効果でピーンと張りつめた緊張感溢れる充実した演奏を展開しています。

数ある同曲の録音の中でもフルトヴェングラーとシュナイダーハンとの共演ということもあり特筆すべきものと思います。

なお、シュナイダーハンは、この録音の2年後にカラヤンとルツェルン祝祭管弦楽団とも録音を残しています。

こちらもカラヤンの名伴奏と相まって素晴らしい演奏です。
こちらは改めてレビューしたいと思います。

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フルトヴェングラー シュナイダーハン ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61 (カデンツァ:J. ヨアヒム)
Violin Concerto in D Major, Op. 61 (Cadenzas by J. Joachim)

1.(24:10) I. Allegro ma non troppo
2.(10:39) II. Larghetto –
3.(09:51) III. Rondo: Allegro
total(44:40)

ヴォルフガング・シュナイダーハン – Wolfgang Schneiderhan (ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 Op. 61 (シュナイダーハン/ベルリン・フィル/フルトヴェングラー)

シュナイダーハン&フルトヴェングラーの協奏曲ほか、
地味ながらも充実の一枚!
フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズ

制作者より
シュナイダーハンとのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用、かつてないほど瑞々しく明瞭な音質で蘇りました。「エグモント」序曲はLP復刻(GS-2013、2006年)以来、当GSシリーズ2度目の復刻。今回は2トラック、19センチのオープンリール・テープを使用し、より自然な響きを獲得しました。

プフィッツナーも同じく2トラック、19センチのテープを使用しましたが、音質の良さは同日のライヴであるブラームスの交響曲第4番ほか(GS-2212)で実証済みです。曲は地味ですが、当時のベルリン・フィルの素晴らしい音色に悩殺されてしまいます。(平林直哉)
キングインターナショナル

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