シューリヒト ベートーヴェン 交響曲第7番 1952年

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こんにちは、
ともやんです。

以前購入したぶ厚い本で「大指揮者 カール・シューリヒト」というのがあります。

カール・シューリヒトの本と言うのは、誠に少ないそうなので、この本は貴重なものと思います。

この本によると連合国側は、ドイツ各地にラジオ局を設けそこに専属のオーケストラをつくるという活動をしていたようです。

例えば、北ドイツのハンブルクでは、そこは管轄していたイギリス側が、ハンス・シュミット=イッセルシュテットを指名して北ドイツ放送響を設立しました。

そして南ドイツにあるシュトゥットガルトでは、アメリカ占領軍の要請により、ハンス・ミュラー=クライが、荒れ果てたシュトゥットガルトでの音楽k集うの再建を引き受けたのです。

それによって設立されたオーケストラが、南ドイツ放送交響楽団で現シュトゥットガルト放送交響楽団なのです。

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カール・シューリヒトとシュトゥットガルト放送響

大指揮者 カール・シューリヒト」によると、戦争末期からスイスのジュネーヴに身を寄せていたシューリヒトのもとに1945年にアメリカ占領軍から要請されていたそうです。

もしシューリヒトがその要請を受けていたら、戦後の音楽勢力図も変わっていたかもしれません。

そして南ドイツ放送響が設立してから5年後、南ドイツ放送のラジオ番組制作担当のペーター・ケーン博士とハンス・ミュラー=クライが、シューリヒトに南ドイツ放送響の首席客演指揮者の地位を打診してきたのです。

その後、シューリヒトと南ドイツ放送響との結びつきは強く、以降17年間で60回以上の共演を行いました。

その記録として残されているのが『カール・シューリヒト コレクション』なのです。

52年に録音されたベートーヴェンの交響曲第7番は、当時72歳のシューリヒトの覇気溢れる生き生きとした躍動感溢れる名演です。

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シューリヒト ベートーヴェン 交響曲第7番

カール・シューリヒト・コレクション(1950-1966)
SCHURICHT, Carl: Collection (The) (1950-1966)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

1.(11:44) I. Poco sostenuto – Vivace
2.(07:35) II. Allegretto
3.(07:08) III. Presto
4.(07:07) IV. Allegro con brio
total(33:34)

シュトゥットガルト放送交響楽団 – Stuttgart Radio Symphony Orchestra
カール・シューリヒト – Carl Schuricht (指揮)
録音: 24 October 1952, Waldheim, Stuttgart-Degerloch, Germany

カール・シューリヒトの芸術 カール・シューリヒト シュトゥットガルト放送交響楽団

オーケストレーションを客観的に整理した解釈と、明確で生命力に満ち、なおかつ気品のある美しさを湛えた演奏が現在も多くの支持を集めているカール・シューリヒト。

彼が1955年から60年まで、シュトゥットガルト放送交響楽団を振って南ドイツ放送(SDR)に残した放送用のセッション録音やライヴをCD20枚にわたり記録した「カール・シューリヒト・コレクション」、続くCD10枚組の「同第2集」、合計30枚のCDを新たに1つのBOXとした集大成が登場しました。

巨匠の素晴らしい遺産をたっぷりとお楽しみいただけます。

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