こんにちは、
ともやんです。
フランス国立視聴覚研究所(INA)音源提供
オーマンディ、マリ、クリュイタンス、マルティノン、クレツキ・・・
驚きの正規初出音源を含む完全限定盤!
という触れ込みの興味深いCD10枚組のセットを購入しました。
昨今のCDに価格からするとやや割高感があります。
しかし、ほとんどライブで初出音源ということで、その価値は高いので、僕はむしろかなりお得なセットだと感じるくらいです。
その中でも10枚目に収録されている、ブラームス交響曲第3番の2つの演奏です。
ひとつはシューリヒト指揮ミュンヘン・フィルもう一つは、クレツキ指揮フランス国立放送管のもの。
ただ、残念なのが、シューリヒトが1963年ながらモノラル録音なのです。クレツキの方が、61年の古いのにステレオ録音のため情報量が多いです。
救いはシューリヒトの録音は、モノラルながら音質は悪くなく、シューリヒトの絶妙なニュアンスがしっかり伝えられていることが素晴らしいです。
シューリヒトは82歳の時の録音ですが、速めのテンポの中に、たくさんの表情が垣間見られ、颯爽とし中に無限の寂寥感が詰まっているという感じです。
ロマンティックで濃厚な対極的なクレツキの演奏と比べられるのが素晴らしいです。
シューリヒト ブラームス 交響曲第3番
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90
1.(–:–) I. Allegro con brio – Un poco sostenuto
2.(–:–) II. Andante
3.(–:–) III. Poco allegretto
4.(–:–) IV. Allegro – Un poco sostenuto
total(32:09)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munchner Philharmoniker
カール・シューリヒト – Carl Schuricht (指揮)
録音: 19 May 1963(MONO), Live in the Herkulessaal Munich
スペクトラム・サウンド・レーベルよりフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源を中心としたお買い得セットの完全限定リリース。当セットでは交響曲と管弦楽曲に焦点を当て、当レーベルが誇る丁寧なリマスタリングで聴くオーマンディ、マリ、クリュイタンス、マルティノン、クレツキ、スクロヴァチェフスキなど20世紀の名演奏家の正規初出音源をお楽しみいただけます。
在庫なくなり次第廃盤となる限定セットです。日本語解説は付きません。
キングインターナショナル
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