カラヤン R.シュトラウス 英雄の生涯 1959

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こんにちは、
ともやんです。

このブログでは、19世紀生まれで来日しなかった往年の巨匠たちの録音を取り上げています。だからカラヤンのように20世紀生まれで何度も来日した指揮者は、今回初めて取り上げます。

では、なぜ今回取り上げるのか?
実は今年がドイツ・グラモフォン創立125周年でそれを記念して膨大な録音から厳選して100タイトルが4月と5月に分けて発売されます。

4月にはアナログ録音が40タイトル、5月にはデジタル録音が60タイトルという分けです。

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カラヤンと言えばドイツ・グラモフォン

僕が、クラシック音楽が好きになり、LPレコードを買うようになったのが、1970年中1の時。当時のLPレコードは物価に比べ非常に高価で、中学生の小遣いでは、数ヵ月に1枚買えればいいくらい。

そのため、レコード屋に行けば、選びに選び、迷いに迷って買ったものです。それに買うことは出来ない時でもレコード屋にはよく行きました。

当時目につき量も多かったのが、ドイツ・グラモフォンのジャケットでカラヤン、そしてベームでした。カラヤンの全盛期ですから、毎月のように新譜が出ていた印象です。

そうだから僕の中では、カラヤンと言えばドイツ・グラモフォン、ドイツ・グラモフォンと言えばカラヤンだったのです。

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カラヤンは好きですか?

1970年代のクラシック音楽界は、カラヤンが、そしてドイツ・グラモフォンが引っ張っていた印象です。

当然、カラヤンの演奏は、レコードを買うことができなくてもFM放送などで聴いていました。また人気があればそれに対してアンチな人もいるものです。その代表格が評論家の宇野功芳氏でした。もちろん、宇野氏がアンチ・カラヤンと名乗っているわけではないし、カラヤンの演奏でもいいものは、ちゃんと高評価をしています。
ただ、アンチを思われても仕方ない文章は多く残しています。

僕はそんな宇野氏の薫陶を受けたので、カラヤンの演奏からは距離を置くようになりました。特にその後豪奢な路線に進むカラヤンの演奏には、実際感銘を受けることもなくなりました。

でもカラヤンは好きですか?と問われれば、「嫌いじゃない」という応え方をします。シンプルに好きと言えないまでも、嫌いではないし、その演奏はよく聴きます。

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ただその多くは、50年代、60年代のもので、せいぜい70年代初めころまでのもの。それ以降のものはどうも聴く気がしません。

ということで、今日ご紹介するのが、1959年の録音で、しかもカラヤン得意のリヒャルト・シュトラウス。

個人的には、カラヤン&ベルリン・フィルのチャイコフスキーとリヒャルト・シュトラウスは、安心して聴くことができます。

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カラヤン R.シュトラウス 英雄の生涯 1959

リヒャルト・シュトラウス – Richard Strauss (1864-1949)
交響詩「英雄の生涯」 Op. 40, TrV 190
Ein Heldenleben (A Hero’s Life), Op. 40, TrV 190

1.(04:14) Der Held (The Hero)
2.(03:27) Des Helden Widersacher (The Hero’s Enemies)
3.(13:00) Des Helden Gefahrtin (The Hero’s Companion)
4.(07:15) Des Helden Walstatt (The Hero’s Field of Battle)
5.(06:04) Des Helden Friedenswerke (The Hero’s Works of Peace)
6.(11:39) Des Helden Weltflucht und Vollendung (The Hero’s Withdrawal from the World)
total(45:39)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音: March 1959, Jesus-Christus-Kirche, Berlin, Germany

R.シュトラウス:交響詩≪英雄の生涯≫ ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ドイツ・グラモフォンの歴史のなかで最も重要な指揮者は間違いなくヘルベルト・フォン・カヤランでしょう。

カラヤンがドイツ・グラモフォンに残した膨大な録音は戦後の録音史そのものと言って良いものです。

カラヤンがDGに戦後初めて録音したリヒャルト・シュトラウスの《英雄の生涯》は、その輝かしい伝説の始まりとなった1枚で、50歳のカラヤンの指揮には自信とエネルギーが満ち溢れています。ベルリン・フィルの伝説的コンサートマスター、ミシェル・シュヴァルべのソロも聴き逃せません。

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