マーラー交響曲第3番 シェルヘンの名演 拍手も忘れる観客

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こんにちは、
ともやんです。

ヘルマン・シェルヘン指揮ライプツィヒ放送交響楽団の演奏による、マーラー交響曲第3番を聴きました。

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ヘルマン・シェルヘン指揮 マーラー名演集 第1集
交響曲第1番(ロイヤルフィル、1954年9月スタジオ)、交響曲第2番「復活」(ウィーン国立歌劇場管、ウィーンアカデミー合唱団、ミミ・ケルツェ、ルクレツィア・ウェスト、1958年6月スタジオ)、交響曲第3番(ライプツィヒ放送響、ソナ・チェルヴェナ、1960年10月ライヴ)、交響曲第5番(フィラデルフィア管、1964年10月ライヴ)

マーラーの交響曲第3番は、僕が一番敬遠していた曲です。
なんと言っても長い。全曲で100分近く掛かります。

しかし、今朝意を決してシェルヘンの指揮で全曲通して聴きました。
意外と悪くないのです。

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マーラー交響曲第3番 シェルヘン 拍手も忘れる観客

まず第1楽章のイントロで、8本のホルンで朗々と奏される主題が、ブラームスの交響曲第1番終楽章の主題によく似ています。この曲が、作曲されたのは1895年から96年に掛けてですが、96年からブラームスが亡くなる97年まで、避暑地やウィーンの住居を訪ねています。もしかしてその影響もあったのかもしれません。

僕が気に入ったのは、第4楽章からで第4楽章のアルト独唱、第5楽章では、児童合唱と女性合唱が加わり、なんとなくクリスマス時期の華やかな雰囲気に似た感じが伝わってきます。

そして第6楽章が、弦楽器がしっとりと歌いながら木管や金管が絡みながら進んでいく流れが美しい楽章です。そしてエンディングに向かってクライマックスをめざす流れが感動的で、シェルヘンの演奏では、あまりの感動で観客が拍手をするのを忘れていたんじゃないかと思われるほど、終演後の拍手が数秒遅れでじわじわと起こって行く様も感動的でした。

全曲通していくとなると億劫になりますが、CDなら第5、第6楽章辺りから聴いて馴染んでいけば親しみが持てる曲だと思います。

シェルヘンの名盤 マーラー交響曲第3番 ライブ

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第3番 ニ短調
Symphony No. 3 in D Minor
作詞 : フリードリヒ・ニーチェ – Friedrich Nietzsche

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ソナ「・ツェルヴェナ – Sona Cervena (ソプラノ)
ライプツィヒ放送女性合唱団 – Frauenchor des Runfunkchores Leipzig
ライプツィヒ放送児童合唱団 – Grosser Rundfunk-Kinderchor Leipzig
ライプツィヒ放送交響楽団 – Rundfunk-Sinfonieorchester Leipzig
ヘルマン・シェルヘン – Hermann Scherchen (指揮)
1.(32:49) I. Kraftig – Entschieden
2.(09:23) II. Tempo di menuetto. Sehr massig
3.(16:52) III. Comodo. Scherzando. Ohne Hast
4.(09:33) IV. Sehr langsam. Misterioso
5.(04:13) V. Lustig im Tempo und keck im Ausdruck
6.(24:01) VI. Langsam. Ruhevoll. Empfunden
total(96:49)

Mahler: Great Symphonies Vol.1 – No.1, No.2, No.3, No.5

鬼才シェルヘンのマーラー・セット第1弾。第3番などは、どっしりと構えて格調の高さ品格すらも漂う名演です。合唱指揮者がケーゲルであることは通なら良く知るところ、影響も計り知れないものがあります。第1番、第2番は、スタジオ録音だけに、大人しく感じられるかも知れませんが、「巨人」のスケルツォのアクの強さ、「復活」原光の抉りの効いたド迫力も最高です。第5番に於けるシェルヘン改訂版の編集に至っては賛否両論真っ二つの問題作として知られております。第2番、第5番はステレオで、音質条件も抜群です。
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