クナッパーツブッシュ ベートーヴェン 交響曲第7番 1929

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こんばんは、
ともやんです。

もう90年以上前での録音。
録音も古いんだろう。鑑賞はできるのかな、なんて思いなら聴いたが、これがなかなかの名演。

特に第1楽章は、のちのクナッパーツブッシュでは感じない、白熱した演奏が聴けます。

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クナッパーツブッシュ ベートーヴェン 交響曲第7番 1929

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
Symphony No. 7 in A Major, Op. 92

1.(11:42) I. Poco sostenuto – Vivace
2.(09:46) II. Allegretto
3.(08:18) III. Presto, assai meno presto
4.(06:33) IV. Allegro con brio
total(36:19)

録音: 19 November 1929

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リヒャルト・シュトラウス – Richard Strauss (1864-1949)
「インテルメッツォ」~ワルツの場面
5.(07:03) Intermezzo:Waltz Scene

6.(07:58)「サロメ」~7つのヴェールのダンス
Salpme: Dance of Seven Veils

交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op. 28, TrV 171
3.(14:48) Till Eulenspiegels lustige Streiche (Till Eulenspiegel’s Merry Pranks), Op. 28, TrV 171

録音: 4&5 September 1928

ベルリン国立歌劇場管弦楽団 – Berlin State Opera Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)

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ハンス・クナッパーツブッシュの芸術 with 国立歌劇場管弦楽団

クナとベルリン国立歌劇場管弦楽団の付き合いは、クナがバイエルン国立歌劇場音楽総監督だった頃におこなった一連のSP盤のレコーディングが有名です。4分前後というごく短時間のダイレクト・カッティング・セッションを繰り返すSPならではの手間のかかる作業も厭わず、けっこうな数の録音をこなした背景には、ワイマール共和政下の好景気で、高価なSP盤も売れ行きが良かったという事実がありました。

そのため、ベルリン国立歌劇場管弦楽団はいくつかの変名を使い分けて複数のレーベルで多くの指揮者と録音していたほどで、ここで聴ける20曲でのクナも、ライバルたちに負けないようなイキの良い演奏を聴かせており、「こうもり」など絶好調です。また、ポルタメントからヴィブラートに移行する時期ならではの情感表現の面白さも演奏史的にも参考になります。

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SP盤のセッション以外では、カラヤン時代にベルリン国立歌劇場で「ニーベルングの指環」を指揮していたほか、戦後はカイルベルト時代にシュターツカペレを指揮、コンヴィチュニー時代に「マイスタージンガー」と「ニーベルングの指環」を振っており、このセットに収録された「葬送行進曲」と「ジークフリートのラインへの旅」は、1959年におこなわれた「ニーベルングの指環」全曲上演の合間の日程でおこなわれたシュターツカペレのオーケストラ・コンサートのなんとも凄い演奏を収めたライヴ録音です。

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