トスカニーニ ドヴォルザーク交響曲第9番”新世界より” ライブ

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こんにちは、
ともやんです。

僕は、中学生の時からクラシック音楽に興味を持ち、一人の愛好家として50年以上聴いてきました。

ただクラシック音楽と言っても広義に解釈すると16世紀のバロック音楽から始まり、18世紀から19世紀初頭の古典派、それに続く20世紀前半までのロマン派の時代に加え、第2次大戦後の現代音楽なども含むと考えます。

ということは、クラシック音楽を聴きたいな、と思った時に何から聴いていいかわからないということです。

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クラシック音楽 何から聴いたらいい

クラシック音楽を聴きたいのだけど、何からか聴いていいかわからないという言葉もよく聞きます。

人に教えるのが苦手な僕は、こう言われると困ってしまうのです。
なぜなら自分は、テレビでN響の番組を見ていて自然に好きになり、あとラジオでFM放送を聴いている内に好きな作曲家、演奏家が現れ、そこからイモずる的に聴く範囲を広げてきたので、あまり人に教えられません。

もうひとつ重要なのは、音楽雑誌や名曲名盤の本などからの情報です。
そんな雑誌や著書ですすめているLPやCDを買って徐々に知識を広げました。

いろんな本を読んでいると好きな評論家が出来ます。最初は志鳥栄八郎氏でした。それから吉田秀和氏、宇野功芳氏。近年では福島章恭氏、平林直哉氏。この両氏は僕と同世代。

つまり最初は祖父世代から教えを請い、そして父親世代となり、現在は同世代となり、その内子供世代から教えられると思っています。

さて上記に挙げた評論家の中では、宇野氏の影響がもっとも大きかったと思います。
その歯に衣着せぬの評論は痛快なのですが、一方、独断と偏見が多いように感じもしました。特にある名曲に対して、ベストワンの名盤はこれだ!的な言い方には抵抗を感じました。

だから僕は極力断定的な言い方はしないように、そして必ず自分で聴いていいと思ったものしか紹介しないようにしています。

音楽評論家にして歴史的名演の復刻もしている平林直哉氏。
彼の著書はとても面白く興味深いのでよく読んでいます。

その著著『盤鬼、クラシック100盤勝負!』のなかで、トスカニーニのドヴォルザークの”新世界より”のライブが凄い、と書いてありました。

そこで僕が契約している3つのサブスクの音楽サイトで探したところ、ナクソス・ミューシック・ライブラリー(以下NML)で見つけました。

1953年の録音というだけで、録音日もライブとも表示されていませんが、演奏聴くと第1楽章の開始早々にいきなり女性の咳ばらいが入ってたち聴衆の存在を感じさせたので、ああ、こればライブだなと思い、多分これが平林氏が絶賛した演奏の録音です。

なお、CDでは、TAHRAから出ています。
こちらの方が明記されているのでおすすめです。

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トスカニーニ ドヴォルザーク交響曲第9番”新世界より” ライブ

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95, B. 178
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”

1.(08:08) I. Adagio – Allegro molto
2.(10:09) II. Largo
3.(07:16) III. Molto vivace
4.(10:20) IV. Allegro con fuoco
total(35:53)

NBC交響楽団 – NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ – Arturo Toscanini (指揮)

トスカニーニの芸術 第2集 アルトゥーロ・トスカニーニ NBC交響楽団

TAHRAでは珍しいトスカニーニの音源をALTUSがリマスターして復刻。1日の演奏会をそのまま収めた貴重音源が音質も新たに復活します!鍛え上げられた強靭な響きで聴く者を圧倒する、劇的壮絶な超名演をご堪能あれ。

53年1月31日のライヴを収録。『新世界』はRCA録音の2日前の演奏です。統率力抜群、鍛え抜かれたリズムが強烈に躍動。壮絶な音響でありながら明快なアタックで曖昧なところが全くありません。2楽章のメロディも甘くならず崇高。取り憑かれたように弾きまくるフィナーレの燃焼度は空前のもので、気の休まることのない緊張の極致。もはや荘厳とすら言える名演です。

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トスカニーニ ドヴォルザーク交響曲第9番”新世界より” RCA

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95, B. 178
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”

1.(08:24) I. Adagio – Allegro molto
2.(10:28) II. Largo
3.(07:18) III. Molto vivace
4.(10:10) IV. Allegro con fuoco
total(36:20)

NBC交響楽団 – NBC Symphony Orchestra
アルトゥーロ・トスカニーニ – Arturo Toscanini (指揮)
録音: 3 February 1953, New York

ドヴォルザーク: 交響曲第9番 「新世界より」 [XRCD] アルトゥーロ・トスカニーニ

レスピーギの「ローマ三部作」同様、1954年の発売以来半世紀以上にわたって、トスカニーニの名盤中の名盤として高く評価されてきたドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」がXRCD24化。

1961年に擬似ステレオ・シリーズに選ばれたことからも判るように、その音質の良さもトスカニーニの全録音中群を抜いた存在であった。

「新世界より」は、トスカニーニにとって、ごく初期からのコンサート・レパートリーに属する作品であり、1897年、30歳の時にすでにトリノで指揮している。NBC交響楽団時代には演奏会で5回取り上げており、当録音は、その最後となった1953年1月31日の演奏会の2日後にRCAによって録音されたものである。

トスカニーニの「新世界より」解釈は、構成感が希薄だと思われがちなこの交響曲に明晰なまでの論理的秩序をもたらした画期的なものであり、この交響曲を語る上で欠くことの出来ない名盤とされている。

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