フルトヴェングラー 帝国放送局1939-1945

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こんにちは、
ともやんです。

ヴィリヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)は、20世紀最高の指揮者の一人で亡くなってもう68年経ちますが、いまだにその人気は衰えません。

もう残された音源は出尽くした感はありますが、むしろ、より明快な音質を求めていろんなレーベルからの復刻が出ています。

さて、先日読んだ『クラシックの深淵』平林直哉著で、フルトヴェングラーのドイツ帝国放送局1939-1945について取り上げています。

平林氏は、僕と同世代の音楽評論家で、自主レーベルを立ち上げてフルトヴェングラー始め多くの歴史的な音源を復刻もしています。

平林氏は、僕のもっとも信頼する評論家の一人で、そのマニアックで深い探求からの評論は、と見応えあります。

さて、実は僕は現在迷っているのです。
この『フルトヴェングラー 帝国放送局1939-1945アーカイブ』SDCDハイブリット盤22枚組。定価35,848円を買おうかどうかでです。

実は、収録されている録音は、手持ちのCDコレクションやサブスクでかなりの部分を聴くことはできます。

しかし、このセットに付いている解説書に触手が動くのです。
そして平林氏は『クラシックの深淵』の中で、次のように書いているのです。

“解説書がこれまた労作であり、このためだけにこのセットを購入してもいいと言いたい。珍しい写真やプログラム(特に戦時中のものは希少)、手紙ほか、録音技師だったフリードリヒ・シュナップのインタビューも含まれている。”

うーん、どうしたものか。

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フルトヴェングラー ベートーヴェン 交響曲第4番

ベートーヴェンの交響曲第4番は、シューマンに「二人の北国の巨人の間に挟まれたギリシア美人」と形容されたほどの優美な作品ですが、フルトヴェングラーの表現は、破格に荒れ狂った凄絶極まりない演奏なのです。

なお二人の北国の巨人とは、第3番”英雄”と第5番”運命のことです。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
Symphony No. 4 in B-Flat Major, Op. 60

1.(11:08) I. Adagio – Allegro vivace
2.(11:54) II. Adagio
3.(05:35) III. Allegro molto e vivace
4.(06:57) IV. Allegro ma non troppo
total(35:34)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 27 July 1943, Live recording, Berlin, Germany

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ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856)
ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
Piano Concerto in A Minor, Op. 54

5.(14:57) I. Allegro affettuoso
6.(05:52) II. Intermezzo: Andantino grazioso
7.(09:34) III. Allegro vivace
total(30:23)

ヴァルター・ギーゼキング – Walter Gieseking (ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 1 March 1942, Live recording, Berlin, Germany

フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45

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フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45 [8LP+DVD+BOOK]<限定盤>

帰って来たフルトヴェングラー
70年の時を経て蘇るベルリン・フィル本来の響き!
「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45」

戦時中(1939~45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音を集成したエディション。

嬉しいことに、初出音源も収録!(ラヴェル:ダフニスとクロエ第1組曲(抜粋)、シューベルト:交響曲「未完成」第2楽章)

ドイツ帝国放送のテープ音源としては、今現在の最高技術をもってサンプリング(28bit/96kHz)を行い、ベルリン・フィルが自ら手掛ける戦時のフルトヴェングラー最高音質の登場。

当時の演奏を再現できる最良の音源を選択。現存するドイツ帝国放送テープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に、最高の条件でセット化。

22枚組SACDハイブリット盤。

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