フルトヴェングラー ブラームス 交響曲第4番 復刻盤

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こんにちは、
ともやんです。

タワーレコード・オンラインショップで、フルトヴェングラー&ベルリンフィルによるブラームスの交響曲第4番とハイドンの主題による変奏曲の復刻盤が出来るということで、現在予約受付中です。

販売開始が11月下旬ということですから、約3週間後になるようです。

さて、録音データを見ると従来からある録音で真新しさはないようです。
ただ、製作者が、復刻で定評のある”盤鬼”こと平林直哉氏で、復刻の素材はともに2トラック、38センチのオープンリール・テープで、以前出たものの手直しではなく、最初からリマスタリングをやり直して現在考えうる最上の音質とコメントしています。

さて、この復刻盤は買った方がいいのでしょうか?

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フルトヴェングラー ブラームスの新復刻盤 予約

今回平林氏が復刻する音源は、ベルリンのRIAS放送局所蔵のライブ録音で、LP時代からさまざまなレーベルから発売されてきました。

しかし、それらのディスクが一掃されるようなセットが2009年に発売になったのです。
『フルトヴェングラー RIAS放送録音全集』アウディーテ盤というCD12枚組+ボーナスCD1枚が発売されたのです。
これはRIAS放送が所蔵するいままで一度も使用されたことがなかった76センチ/毎秒のテープのオリジナル・マスターを使用しての復刻だったのです。

このアウディーテ盤の出現によって、同じ音源と言っても作業用のマスターからのダビングの本当のオリジナルではない、それまでのLPやCDが個人的な思入れ以外は、持っている意味が薄くなってしまったのです。いや、このアウディーテ盤を手に入れれば持っている意味がなくなったと言ったほうがいいかもしれません。

そして、このことを現在予約受付中の復刻盤の製作者である平林氏が、自身の著書『フルトヴェングラーを追って』の中で明記しているのです。

つまり平林氏は、わかった復刻し、そして、望みうる最上の音質に仕上げました、とコメントしているのです。

つまりフルトヴェングラーにこだわりを持つ人は予約しないと、と思います。

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フルトヴェングラー ブラームス 交響曲第4番 復刻盤

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98

1.(12:46) I. Allegro non troppo
2.(12:23) II. Andante moderato
3.(06:28) III. Allegro giocoso – Poco meno presto
4.(09:47) IV. Allegro energico e passionato – Piu allegro
total(41:24)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 24 October 1948, Berlin, Germany

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ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a
Variations on a Theme by Haydn, Op. 56a, “St. Anthony Variations”

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5.(02:08) Theme: Chorale St. Antoni: Andante
6.(01:20) Variation 1
7.(01:05) Variation 2
8.(02:06) Variation 3
9.(02:59) Variation 4
10.(00:57) Variation 5
11.(01:25) Variation 6
12.(03:30) Variation 7
13.(01:06) Variation 8
14.(03:46) Finale: Andante
total(20:22)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 20 June 1950, Berlin, Germany

ブラームス: 交響曲第4番&ハイドンの主題による変奏曲 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

交響曲第4番は旧EMI系で発売されていたものと同一音源で、GS-2198(2019年/廃盤)でも復刻しましたが、このGS-2251ではすべてのマスタリング行程を最初からやり直し、望みうる最上の音質に仕上げました。「ハイドンの主題による変奏曲」は当シリーズ初復刻となります。

復刻の素材はともに2トラック、38センチのオープンリール・テープです。
また、解説書にはドイツ文学者、文芸評論家の小宮豊隆(1884-1966)が1924年5月にミュンヘンでフルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィルの演奏会を聴いた時の印象記を掲載しています。

ヨーロッパでフルトヴェングラーを聴いた日本人の手記はいくつか知られていますが、これはおそらく最も古いものに属すると思われます。(平林直哉)

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上記の説明で使ったアウディーテ盤のボックスも現在も現役です。
こちらは四の五の言わず持っておくべきです。
当然、僕も所有して堪能しています。

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