シューリヒト パリ音楽院管 ベートーヴェン 第九 ステレオ盤

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こんにちは、
ともやんです。

カール・シューリヒトは、今年没後55年のドイツの名指揮者です。
誕生日が1880年7月3日だったのでつい先日生誕142年の誕生日だったんですね・

カール・シューリヒトの名盤というと1958年にパリで一気に録音されてベートーヴェンの交響曲全集もそのひとつです。

しかもその時期はモノラルからステレオ録音への移行時期で、第九に関してはステレオ録音が残されていました。

僕は、ある資料から知ってしましたが、自分の持っているCDセットではモノラルなので、まっいいかって感じで気にしていませんでした。

こちらのテスタメントの良質なリマスタリングが好評のようで俄然聴いてみたくなりました。

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シューリヒト ベートーヴェン 第九 パリ ステレオ盤

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

1.(14:54) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(11:11) II. Molto vivace
3.(16:10) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(22:28) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(64:43)

ヴィルマ・リップ – Wllma Lipp (ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン – Marga Hoffgen (アルト)
マレイ・ディッキー – Murray Dickie (テノール)
ゴットロープ・フリック – Gottlob Frick (バス)
エリザベート・ブラッスール合唱団 – Chorale Ellsabeth Brasseur
パリ音楽院管弦楽団 – Orchestre de la Societe des Concerts du Conservatolre
カール・シューリヒト – Carl Schuricht (指揮)
録音: 27-29,31 May 1958, Paris

ベートーヴェン: 交響曲第9番 カール・シューリヒト パリ音楽院管弦楽団

シューリヒトとパリ音楽院0によるベートーヴェン全集は1957年から1958年にかけて一気に録音されました。

この時期レコード会社各社はそれまでのモノラル録音からステレオ録音への移行を開始したばかり。そのような状況下で、このベートーヴェン全集はモノラルで録音、作品ごとに発売されました。

後に、1970年代に入ってから「第九」のみステレオ録音によるマスター・テープが発見され、まずはその海外盤LPが英EMIの廉価盤シリーズ「CLASSICS FOR PLEASURE」で、次いで日本国内では東芝EMIが独自に4面カッティング(海外盤は2面カッティング)を行い発売したのです。

一方、ステレオ版CDは国内盤でも発売されましたが、輸入盤CDとなるとあの名盤誉れ高い全集BOXに収録されている音源も何故かモノラル版が採用され、今回のテスタメントによる発売に至るまで、信じ難いことですが陽の目を見ることはなかったのです。

こうして海外では長い年月「封印」されていたこのマスター・テープを、テスタメントは彼らが誇る高度のリマスタリング技術によって見事に甦えらせました。

往年のフランスのオーケストラが持つ薫り高い音色とシューリヒトの正統的アプローチが見事に結実した名演に新たな光が宿るのです。

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