こんにちは、
ともやんです。
とんでもないニュースが飛び込んできました。
フルトヴェングラーの有名な「バイロイトの第九」の新しい音源が見つかったのです。そしてそれが商品化されることになったというのです。
しかもアナウンスや拍手などを入れると全85分間を全て収録するというものです。
僕は即予約を入れました。
これを聴かずにあの世に行けないですよね。
以下、タワーレコードのオンラインサイトやアリアCDのHPなどからピックアップした情報をまとめました。
スウェーデン放送所蔵音源 フルトヴェングラー バイロイトの第九
まずは、スウェーデンBISレーベルから、スウェーデン放送所蔵音源による、フルトヴェングラー「バイロイトの第九」のSACDハイブリッド盤は、発売されることになった。(タワーレコードでは今年12月中旬)
フルトヴェングラーのバイロイトの第九とは、1951年7月29日バイロイト音楽祭のオープニングを飾った演奏で、数ある第九の録音の中でも歴史的価値も含め最高のものとされているものです。
バイロイト音楽祭自体、ナチスドイツに協力的だったということで実質終了となっていましたが、所有者を変更するなどしてなんとか再開にこぎつけ、敗戦から6年目にして復活することになったのです。
フルトヴェングラーの第九は、まさに戦後最初のオープニングを飾った演奏でした。
そしてこの音源がなんと70年の時を越えてスウェーデン放送所蔵の中から見つかったのです。
以下、発見までの敬意をアリアCDのHPから引用いたします。
『発掘のきっかけはキングインターナショナルと縁の深かった仏ターラ・レーベ
ルの主宰者故ルネ・トレミヌ氏が遺していった『Furtwangler / A Discography
by Rene Tremine』(ターラ・プロダクション 1997年刊)A4版56ページの冊子。この中の「バイロイトの第九」(1951年7月29日 バイロイト、祝祭歌劇場管弦
楽団)の項の最後の行に次のような記述が。―Bavarian Radio, Munich and Swedish Radio (archive LB 14784)。
つまりバイエルン放送、ミュンヘン放送、・・・そして、スウェーデン放送も放
送していたというのです!この1行の記述を頼りに、キングインターナショナルでは長年の付き合いがあ
るスウェーデンBISのロベルト・フォン・バール会長に音源探しを依頼。そしてついに、見つかったのです。
あのトレミヌ氏でさえも入手できずに、70年もの間スウェーデン放送局に眠って
いた「バイロイトの第九」放送音源が。』
1951年7月29日の演奏は、スウェーデン放送により中継され、冒頭にドイツ語、英語、スウェーデン語でアナウンスされ、巨匠の登場と渾身の演奏、そして終演後の拍手までトータル85分間だそうです。
そう言えば、僕の所有するCDの中にはフルトヴェングラーが登場する足音入りがあり、これが足早のしっかりした足音で、気持ちの入ったフルトヴェングラーが想像できます。
わぁー楽しみだなぁー!
フルトヴェングラー バイロイトの第九
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
1.(18:13) I. Allegro ma non troppo e un poco maestoso
2.(12:09) II. Scherzo – Molto vivace
3.(19:21) III. Adagio molto e cantabile
4.(25:06) IV. Finale: Presto (Ode to Joy, “An die Freude”)
total(74:49)
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン – Elisabeth Hongen (コントラルト)
ハンス・ホップ – Hans Hopf (テノール)
オットー・エーデルマン – Otto Edelmann (バス)
バイロイト祝祭合唱団 – Bayreuth Festival Chorus
バイロイト祝祭管弦楽団 – Bayreuth Festival Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 29 July 1951, Live recording, Bayreuth Festival, Bayreuth, Germany
※各楽章の収録時間は、筆者が所有しているCDからの転記です。実際に発売されるものとは多少の違いがあると思われます。またスウェーデン放送の音源には前後の拍手やアナウンスも収録されているということです。但し音源は85分ということで、商品化された時変なカットをされていないことを祈るばかりです。
スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの第9 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー バイロイト祝祭管弦楽団
(輸入盤)スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの第9 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー バイロイト祝祭管弦楽団
※予約出来るのは国内流通盤と輸入盤の2種類があります。国内盤には日本語の解説付きと記載があります。
フルトヴェングラー生誕135年の掉尾を飾る世紀の大発見!
“全人類の至宝”とまで讃えられてきた、フルトヴェングラー至高の名演ライヴ「バイロイトの第九」、その真実がついに明らかにされる!まさに1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の3か国語(ドイツ語、英語、スウェーデン語)によるアナウンスから巨匠の入場、渾身の指揮、やや長めのインターバルをはさみ、最後の2分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、85分間、一切のカットなしに当夜のすべての音をSACDハイブリッド盤に収録しました。
発掘のきっかけはキングインターナショナルと縁の深かった仏ターラ・レーベルの主宰者故ルネ・トレミヌ氏が遺していった『Furtwangler / A Discography by Rene Tremine』(ターラ・プロダクション 1997年刊)A4版56ページの冊子。この中の「バイロイトの第九」(1951年7月29日 バイロイト、祝祭歌劇場管弦楽団)の項の最後の行に次のような記述が―Bavarian Radio, Munich and Swedish Radio (archive LB 14784)。バイエルン放送、ミュンヘン放送、そしてスウェーデン放送も放送していたというのです!
この1行の記述を頼りに、弊社では長年の付き合いがあるスウェーデンBISのロベルト・フォン・バール会長に音源探しを依頼。そしてついに、見つかったのです!あのトレミヌ氏でさえも入手できずに、70年もの間スウェーデン放送局に眠っていた「バイロイトの第九」放送音源が。
キングインターナショナル
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