シューリヒト SACDハイブリッド盤 お得情報 PART2

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こんにちは、
ともやんです。

夏休みの自由研究、シューリヒト編の第2弾。

モーツァルトの交響曲選集、ヨハン・セバスティアン・バッハ、ヘンデル、そして得意のブルックナーの名演の名盤です。

どれも語り継がれた名演の名盤ですが、聴く度に新たな発見をするのが凄いです。

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シューリヒト モーツァルト 交響曲選集

モーツァルト:交響曲≪リンツ≫≪プラハ≫・第40番・≪ジュピター≫<タワーレコード限定>

最晩年のシューリヒトがコンサートホール・レーベルと行った録音は、この指揮者の偉大さを伝えるものとして高く評価されながらも、常に音質の悪さと闘う宿命を背負ってきました。

ハイビット/ハイサンプリング(192kHz/24bit)の復刻に至り、ようやくその呪縛から解放されたのではないでしょうか。

第36番「リンツ」第1楽章での豪快極まりないスピードの中、わずか数小節に満たない弦の響きに対する細やかな音の振るわせ方、第38番「プラハ」での重厚さから軽快な足取りという重心移動の見事さ、第40番の枯淡・豪胆の使い分け、そして第41番「ジュピター」での、切れば血が吹き出そうな生々しさ等に込められた、一音も疎かにしない表現力の高さ…それらをモダン楽器というモーツァルトの音楽にとっては重装備なはずのオーケストラから引き出していく様が事細かに聴こえてくるようになりました。

シューリヒト J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)<タワーレコード限定>

シューリヒト最後の録音である「ブランデンブルク協奏曲」全曲が待望の復刻!2013年からタワーレコードの企画盤CDとして発売してきました「コンサートホール音源」のシリーズでは発売していなかったこの名盤を、SACDハイブリッド盤として満を持してリリースいたします。

今回の復刻は1990年の市販での発売以来です。1966年5月にチューリヒで録音された当盤は、翌’67年1月に亡くなったシューリヒトの最後のスタジオ録音として、ファンに長く親しまれてきた名盤です。前年の1965年12月には旧EMIレーベルでウィーン・フィルとブルックナーの交響曲第3番の録音を終えた後、’66年はさらに体調が思わしくないなかにあっても、この録音は精力的に行われ、とりわけ素晴らしいソリストたちとの共演はシューリヒトに充実した時を与えたようです。

当時既に著名であったモーリス・アンドレやハインツ・ホリガーなど錚々たるメンバー表は、今見ても圧巻の一言。当時85歳であった巨匠との貴重な記録ともなりました。SACD化により、彼らの素晴らしい音色と、小編成での弦楽器を含む颯爽としたシューリヒトの解釈がさらに輝きを増しました。

このブランデンブルク協奏曲は、シューリヒトならではのすっきりとしたバランス感覚により構築されたバッハ演奏であり、当時の多くに指揮者が採用していた厚い響きによる豊かなバッハ像とは一線を画したスマートな響きが特徴です。名盤にあらたな魅力が備わりました。永久保存盤です。

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シューリヒト バッハ 管弦楽組曲第2・3番 ヘンデル 合奏協奏曲集

バッハ:管弦楽組曲第2・3番 ヘンデル:合奏協奏曲集<タワーレコード限定> カール・シューリヒト フランクフルト放送交響楽団 バイエルン放送交響楽団

シューリヒトの実は隠れた名盤と言える、バッハの管弦楽組曲第2&3番とヘンデルを2枚組として収録。ほぼ同時期の録音であるこれらの演奏は、まさにシューリヒトの演奏スタイルと曲の解釈が見事に合致した稀にみる名演奏です。

「G線上のアリア」におけるストレートな表現は、この盤の素晴らしさを如実に物語っています。虚飾や大仰な表現が一切排されたシューリヒトのバッハ&ヘンデル演奏は、今日聴いても音楽的に全く色褪せていません。

シューリヒト ブルックナー 交響曲第7番

ブルックナー:交響曲第7番<タワーレコード限定> カール・シューリヒト ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団

1964年に録音されたシューリヒト指揮のブルックナー第7は、今日なおこの作品のもっとも美しい演奏として知られています。

第1楽章冒頭から、シューリヒトの演奏は落ち着きある高雅さに溢れ、テーマの雄大な歌わせ方と澄み切った響きは、アルプスの雄大な眺望を思わせます。音楽はルバートが少なく、きびきびと進行しますが、その実、楽想変転に応じた絶妙な緩急があり、スケールの大きさと引き締まった造形が見事に両立しています。

第2楽章も深く静かな佇まいに始まり、音楽が徐々に熱を帯び、フルトヴェングラーを想わせる壮麗なクライマックスに至るまで、素晴らしい集中力の持続を聴かせます。シューリヒトの音楽への没頭ぶりは、第1主題の下降音形で思わずリズムを取る足音に明らかでしょう。

第3楽章主部のリズムの良さ、凄まじい高揚もシューリヒトならでは。一転、トリオでの驚くほどの柔らかさが見事なコントラストを形成します。

そして終楽章。先行楽章に較べてしばしば作りの弱さも指摘されますが、シューリヒトの演奏では全くそのようなことを感じさせません。先行楽章で造型を引き締め、終楽章で響きを一気に開放する解釈が決まり、聴き手にこの上ない充実感を与えつつ作品を締めくくります。

決して名手揃いとは言えないハーグ・フィルも最高の敬意をもって巨匠の要求に応えており、今回のブックレットで満津岡氏が記述されているように、実は綿密なリハーサルの上でこの演奏が収録されたとのこと。まさに歴史的な名盤のひとつに数えられるべき名演です。

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