フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第1番&第3番”英雄” CD&LP

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こんにちは、
ともやんです。

僕が初めてフルトヴェングラーの名前を聞いたのは、中学生の時に一時期定期購買していたミュージックエコーという月刊誌上だったと思います。

誌面で、ベートーヴェンの“運命”の有名なイントロについてフルトヴェングラーとトスカニーニの違いをイラストで説明していました。

そのイラストでは、トスカニーニが、特急列車のようにダダダダーンと行くのに対し、

フルトヴェングラーは、音符のイラストもひとつひとつブルンブルンと震えるように表現して、ダァダァダァーーーンというように表現していました。

僕は、クラシックを聴きは始めた頃から、同じ曲でも演奏者でイメージが違うということを理解していました。

そしてフルトヴェングラーのLPを始めた購入したのが、中学2年生の5月だったと思います。

購入したのが、ベートーヴェンの交響曲第3番“英雄”。

しかも1944年12月のウィーンフィルとのライブ録音で、有名なウラニア盤の音源だったのです。

この時のLPは、50年近く経つ現在も大切にしていますし、同じ音源のCDでも楽しんでいます。

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フルトヴェングラー ベートーヴェン 第1番&第3番“英雄”

近年、LPレコードが、根強いマニアの要望に応える形で、復刻しています。僕は、クラシックを聴き始めた中学生の70年代から約10数年、LPで聴いていましたが、

80年代になってCDが発売されだすとほぼCDになりました。だから、リスニング歴としては圧倒的にCDの方が長いのですが、LPへの思い入れの方が強い気がします。

ただ、最近はサブスクで聴くことも増えたので、鑑賞の仕方も多彩になってきましたね。

フルトヴェングラーによる、ベートーヴェン交響曲全集もCDとLPで出ています。

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21

1.(07:56) I. Adagio molto – Allegro con brio
2.(07:23) II. Andante cantabile con moto
3.(03:52) III. Menuetto: Allegro molto e vivace
4.(06:25) IV. Finale: Adagio – Allegro molto e vivace
total(25:36)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 24, 26-28 November 1952, Musikverinsaal, Wien, Austria

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交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

5.(16:11) I. Adagio molto – Allegro con brio
6.(17:22) II. Larghetto
7.(06:31) III. Scherzo: Allegro
8.(12:20) IV. Allegro molto
total(52:24)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 24, 26-28 November 1952, Musikverinsaal, Wien, Austria

ベートーヴェン: 交響曲全集(2010リマスター)<限定盤> ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

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フルトヴェングラーのベートーヴェンに対する思いが伝わる名盤であり遺産! このBOXでの音源は、2010-2011年にアビー・ロード・スタジオのエンジニアにより、オリジナル・ソース(78回転レコードのメタル・マスターまたはアナログ・テープ)の選定から行われ、96kHz/24bitにてリマスターされたものです。
ワーナーミュージック・ジャパン

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ベートーヴェン: 交響曲全集 (アナログLP盤)<数量限定初回生産盤>

フルトヴェングラーのベートーヴェンに対する思いが伝わる名盤であり遺産!このアナログLP盤での音源は、2010-2011年にアビー・ロード・スタジオのエンジニアにより、オリジナル・ソース(78回転レコードのメタル・マスターまたはアナログ・テープ)の選定から行われ、96kHz/24bitにてリマスターされたものを使用。180gアナログLP盤仕様。曲を詰め込まずに比較的余裕のあるカッティングとなっております(アナログ盤時代の全集は7枚組でした)。
ワーナーミュージック・ジャパン

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まとめ

ともに52年のEMI正規のスタジオ録音です。

フルトヴェングラーのライブで見せる、激しさ時には力みは影を潜め、スケールは雄大で、彫りの深い演奏です。

録音もモノラルですが、正規の録音で、フルトヴェングラーの中での、特に良好です。

もちろんその後のアナログ・ステレオ録音時代に比べれば劣りますが、そんな録音にもかかわらず、中身の詰まった演奏を聴いていると、フルトヴェングラーのベートーヴェンの演奏は、本当に素晴らしく、もっと長生きしてほしかったと思わずにはいられません。

特に第3番「英雄」は、この曲最高の演奏と思います。
フルトヴェングラーでは、有名な1944年のウィーンフィルとの実況録音があり、そちらの方がよりドラマティックですが、こちらはスタジオ録音ということもあり、より客観的で、刻明さを増した演奏です。

でも、第1楽章の展開部では抉りの効いた情熱と第2楽章の葬送行進曲でも表情の濃厚さが感動的です。

効かずに死ねない名盤です。

フルトヴェングラー CDベスト10 宇野功芳編

フルトヴェングラーのおすすめページはこちらです。

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