クレンペラー マーラー 大地の歌 最高峰の名盤

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こんにちは。
ともやんです。

グスタフ・マーラーは、1860年7月7日に、チェコのカリシュトに生まれました。

幼少の頃から音楽的才能を発揮し、4歳ですでにアコーディオンで軍隊の行進曲を弾いたりしていましたが、ピアノを習い始めると7歳にして年下の友人たちに教えるほどになっていたそうです。

15歳のときウィーン音楽院に入学し、3年間学んだ後、20歳から指揮者として働きだしました。

1897年には、ウィーン国立歌劇場の指揮者に就任し、音楽監督まで務めるまでになりました。

1907年まで在職し、その後ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の指揮者となり、ニューヨークフィルも亡くなる1911年まで3シーズン務めました。

簡単ですが、指揮者としては華々しい活躍をした人です。

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クレンペラー マーラーの弟子 ワルターと対極の指揮者

マーラーの弟子と言われるのが、ブルーノ・ワルターとオットー・クレンペラーです。

しかし、この二人マーラーに直接師事したにも関わらず、その音楽は全く違います。

動のワルター、静のクレンペラー、情のワルター、知のクレンペラーと言いましょうか、情感豊かなワルターの演奏に対して、クレンペラーは冷徹な構造美を打ち出します。

この大地の歌は、1908年の夏と翌年の夏に掛けて、第九交響曲と一緒に書き上げられました。

しかし、初演は、マーラーに死後、1911年11月にワルターによってミュンヘンで行われました。

僕は、大地の歌は、まずクレンペラー&フィルハーモニア管です。
まるで滔々と流れる大河を見るが如く雄大な演奏で、とてつもない広がりを持った演奏です。

マーラーの交響曲は、厭世観と合わせて語られることが多いですが、クレンペラーの広がりをもったそして堅固で厳しい構造をもった演奏で聴くとかえって甘美な印象を受けます。

クレンペラー特有の木管のチャーミングな響きがその厳しさを対比するからでしょうか。

ぜひ、聴いて頂きたい一枚です。

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クレンペラー 名盤 マーラー「大地の歌」

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
大地の歌
Das Lied von der Erde (Song of the Earth)

クリスタ・ルートヴィヒ – Christa Ludwig (メゾ・ソプラノ)
フリッツ・ウンダーリッヒ – Fritz Wunderlich (テノール)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
演奏時間64:05

『クレンペラー/マーラー交響曲、大地の歌』

まとめ

僕が愛読し、交響曲のCDを選ぶ際の参考にしている本で『交響曲CD 絶対の名盤』福島章恭著があります。

音楽評論家、福島氏の推薦盤は外すことはないです。ただ、フルトヴェングラーへの評価が低いところが意見が合いませんが、最後は好き嫌いなので仕方ないかなと思います。

さて、この本では、クレンペラーの大地の歌について次のように書かれています。

“ワルターの新旧盤とともに、「大地の歌」の最高峰のひとつ。
中略
テノールのヴンダーリヒは、声の伸びやかさ、艶やかさ、豊かさにおいて、これ以上は考えられないという名唱。
中略
偶数楽章を歌うルードヴィヒは、声の美しさ、感情移入の深さなど申し分ない。”

など非常に高い評価をされています。

数々の困難を克服してきたクレンペラーならでは名演です。

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