こんにちは、
ともやんです。
クラシック音楽ファンを自負しながら、実はオペラが苦手です。
多分実際のステージを観ればそうではないのでしょうが、単に音だけで楽しむのがどうも苦手なんだと思います。
実際の舞台は、一度だけ実演を観ました。
もう10年以上前ですが、当時大阪に単身赴任をいていて、岸和田に浪切ホールという市営のりっぱなホールがあります。
そこで、ちゃんと生のオーケストラの伴奏で観たことがあります。
クレンペラー フィガロの結婚
先にも書きましたが、オペラは苦手です。一番の理由は長いからです。
現役サラリーマン時代は、単に音楽だけなら聴きながら通勤するとか出来ましたが、オペラは聴くだけだと、どうしても持ちません。
まあ、なんやかんやと言い訳しましたが、単に聴く気がなかったといえばそれまでです。
しかし、そんな僕もサラリーマンを辞めて自営とアルバイトの日々。
アルバイトも週に4日ほどで勤務時間も1日4~5時間程度。仕事場も通勤10分程度の場所。
しかも自営も自宅でパソコンがあればできる仕事。
つまりオペラを日がな聴き流せる日々がやってきたのです。
これは残りの人生、大いに利用するしかないですね。
さて、老クレンペラーが、1970年、84歳の時に録音したモーツァルトのフィガロの結婚。
音楽評論家の中でも宇野功芳さんしか評価しなかった録音で、僕はもう30年以上前に秋葉原でCDを購入しましたが、当時は廃盤状態だったので見つけた時は狂喜乱舞しました。
悪評の原因は、そのスローテンポで、通常2時間半程度の演奏時間が、クレンペラーは3時間も掛かっています。
しかし、テンポが遅いからこそ、オーケストラがあらゆるニュアンスの変化を描き出すことができるとも感じるのです。
僕のとっては天国で遊ぶような美しい演奏です。
しかもモーツァルトのオペラ4作品も収められたCD11枚セットが、5,000円前後で買えるなんて、30年前の僕には信じられなかったことです。
クレンペラー フィガロの結婚
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
歌劇「フィガロの結婚」 K. 492
Le nozze di Figaro (The Marriage of Figaro), K. 492
作詞 : ロレンツォ・ダ・ポンテ – Lorenzo Da Ponte
収録時間(188:36)
エリザベート・セーデルストレム – Elisabeth Soderstrom (ソプラノ)
マーガレット・プライス – Margaret Price (ソプラノ)
マイケル・ラングドン – Michael Langdon (バス)
キリ・テ・カナワ – Kiri Te Kanawa (ソプラノ)
ヴェルナー・ヘルヴェヒ – Werner Hollweg (テノール)
レリ・グリスト – Reri Grist (ソプラノ)
ジェイラント・エヴァンス – Geraint Evans (バリトン)
テレサ・カーヒル – Teresa Cahill (ソプラノ)
アンネリース・ブルマイスター – Annelies Burmeister (アルト)
ヴィリー・ブロクマイアー – Willi Brokmeier (テノール)
テレサ・ベルガンサ – Teresa Berganza (メゾ・ソプラノ)
ガブリエル・バキエ – Gabriel Bacquier (バス)
ジョン・オールディス合唱団 – John Alldis Choir
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 – New Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
モーツァルト: オペラ集<限定盤> オットー・クレンペラー ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 フィルハーモニア管弦楽団
クレンペラーが当時の最高名歌手たちと共に録音したモーツァルトの歌劇4作品をまとめたお買い得な11枚組ボックス・セット。
このタイトルは「Warner Classics」へレーベル移行されたため、製造のタイミングにより「EMI」のロゴが印刷されていない可能性がございます。
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