フルトヴェングラー 名盤 チャイコフスキー&ハイドン

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こんにちは、
ともやんです。

宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』で、チャイコフスキーの交響曲第5番のついて、フルトヴェングラーの数多いCDの中でも、おそらく最悪の演奏ではあるまいか、とこきおろしています。

僕も他のCDを持っているが、音質の悪さはうなずける。
しかし、演奏もそんなにひどいかな?と思います。

制作者の平林氏が、音質の改善によって、フルトヴェングラーのやりたいことがよくわかるはずだとコメントしてるのが頼もしいです。

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一方、ハイドンは見事な演奏です。
上記、宇野氏の本でも3ヵ月前のベルリンフィルに比べても別人のように見事な演奏だと記しています。

たださすがに音質はいまいちですが、聴いているうちに気になくなります。

宇野氏は、特に第二楽章が情感豊かで、メヌエットも装飾音の活かした方が美しく、第4楽章は強靭なリズムとアンサンブルで推進してゆく生命力が最高で、特にコーダは凄い、と絶賛しています。

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フルトヴェングラー チャイコフスキー交響曲第5番&ハイドン交響曲第88番

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
交響曲第5番 ホ短調 Op. 64
Symphony No. 5 in E Minor, Op. 64

1.(15:36) I. Andante – Allegro con anima
2.(14:25) II. Andante cantabile, con alcuna licenza
3.(07:03) III. Valse: Allegro moderato
4.(11:02) IV. Finale: Andante maestoso – Allegro vivace
total(48:06)

トリノ・イタリア放送交響楽団 – Turin Radio Symphony Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 6 June, 1952, Turin, Italy

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フランツ・ヨーゼフ・ハイドン – Franz Joseph Haydn (1732-1809)
交響曲第88番 ト長調 「V字」 Hob.I:88
Symphony No. 88 in G Major, Hob.I:88

5.(06:44) I. Adagio – Allegro
6.(06:31) II. Largo
7.(04:19) III. Minuet: Allegretto
8.(03:30) IV. Finale: Allegro con spirito
total(21:04)

ローマRAI交響楽団 – RAI Symphony Orchestra, Rome
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 03 January 1952

チャイコフスキー 交響曲第5番 & ハイドン: 交響曲第88番「V字」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー トリノ・イタリア放送交響楽団

制作者より
フルトヴェングラーの指揮したチャイコフスキーの交響曲第5番は、時に「フルトヴェングラーの最悪の演奏」とも言われますが、本当にそうでしょうか? 確かに音質は乾いた固い音ですが、当盤のより明瞭な音で聴けば、フルトヴェングラーのやりたいことがよくわかるはずです。

いずれにせよ、フルトヴェングラーが振った唯一の第5番の記録としては非常に貴重であることは間違いありません。なお、第4楽章のカットはフルトヴェングラー独自のもので、音の欠落ではありません。
また、第4楽章の471小節で思わずわき起こった拍手はカットせずに含まれています。

ハイドンは編成が小さいためか、まず音が非常に豊かに捉えられていることに驚かされます(たとえば、第1楽章の冒頭では、フルトヴェングラーが音楽に合わせて息をもらしている様子がはっきりと聴きとれます)。演奏内容もライヴらしくもの凄く熱く燃え上がっており、フルトヴェングラーとトリノ・イタリア響による最高の演奏かもしれません。

(おことわり)アセテート盤を原盤としているため、SP盤に似たノイズが混入します。特にチャイコフスキーには修復出来ないレベル変動がわずかに含まれますことをご了承下さい。(平林直哉)
キングインターナショナル

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