ワルター ドヴォルザーク交響曲第8番のトンデモ演奏

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こんにちは、
ともやんです。

僕は、ドヴォルザーク交響曲第8番が好きで、いろんな指揮者の演奏で楽しんでいます。
ドヴォルザークの交響曲では、なんと言っても第9番”新世界より”が有名ですが、僕は第8番が好きです。

ワルターでは、コロンビア響とのステレオ録音で楽しんでいます。
この演奏は、数多いこの作品の録音でも特に秀逸な演奏です。

ワルター自身もこの曲が得意なようで、宇野さんの本では、3種類が記載されています。

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ブルーノ・ワルターのドヴォルザーク交響曲第8番

ワルターが録音したドヴォルザーク交響曲第8番は、

1947年11月28日 ニューヨーク・フィル
1948年2月15日 ニューヨーク・フィル(ライブ)
1961年2月8日、12日 コロンビア響(ステレオ)

そこで今回は、ニューヨーク・フィルとの1947年のセッション録音を聴いてみました。
聴く前から、コロンビア響でもあれだけ素晴らしんだから、ニューヨーク・フィルとどんな素晴らしい演奏を展開しているのだろうか?
しかもニューヨーク・フィルの音楽顧問として1947年から49年まで務めていたのでかなり統率もできるようになっていた時代です。

そんな前ぶりがある中で聴こうとしたので当然期待はしますね。
そして聴いてみました。

そして聴いてみました。
そして、えっ!?これがワルターと思うくらい違うので驚きました。

まあ、なんとせかせかした演奏だろうか?
ワルターと文通もやったことのある評論家、宇野功芳氏は、その書籍の中でこの演奏に関して次のように記しています。

“ワルターがむきになりすぎて失敗した例であるが、それだけに、彼の人間味(弱さを伴った)が直接感じられて、彼を愛する者には特別の感慨をもよおさずにはおかない。”

そうなのです。
コロンビア響との端正で完成度の高い演奏に比べ、なんと不完全に感じるか?
しかし、ファンならこんなワルターをあるから好きなんだよね、となると思うのです。

少なくても僕はそうです。

この1947年のNYフィルとの録音は、一般向けではないですが、ファンの方には堪らないトンデモ録音だと思います。

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ワルター ドヴォルザーク交響曲第8番のトンでも演奏

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvo?ak (1841-1904)
交響曲第8番 ト長調 Op. 88, B. 163
Symphony No. 8 in G Major, Op. 88, B. 163

1.(08:30) I. Allegro con brio
2.(08:36) II. Adagio
3.(05:30) III. Allegretto grazioso
4.(07:51) IV. Allegro ma non troppo
total(30:27)

ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)
録音: 28 November 1947, Studio Recording, New York

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スラヴ舞曲集 Op. 46, B. 83 – 第1番 ハ長調
5.(04:16) 16 Slavonic Dances, Op. 46, B. 83: No. 1 in C Major

ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)
録音: 04 February 1941, Studio Recording, New York

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ベドジフ・スメタナ – Bed?ich Smetana (1824-1884)
連作交響詩「わが祖国」 – 第2曲 モルダウ
6.(11:49) Ma vlast (My Fatherland): No. 2. Vltava (Moldau)

ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)
録音: 04 February 1941, Studio Recording, New York

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歌劇「売られた花嫁」 – 序曲
7.(06:51) Prodana nevesta (The Bartered Bride): Overture

ロンドン交響楽団 – London Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)
録音: 12 September 1938, Studio Recording, London

ドヴォルザーク 交響曲第8番(1947)ワルター&NYフィル

一緒に収録されている「スラヴ舞曲」、「モルダウ」、「売られた花嫁」もぜひ一聴お願いします。

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