ワルター&コロンビア響 レオノーレ第2番が凄い!

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こんにちは、
ともやんです。

さて、僕が所有している『Bruno Walter The Edition』CD39枚のボックス・セットを聴き進めています。

PC作業中にBGMとしても聴いています。

さて聴き進めているとある曲の出だし、思わずタイピングの手がとまりました。
聴きだしてから約15分間、何もできなくなくなりました。

こ・れ・は・す・ご・い!

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引退後のワルターが力を注いだステレオ録音

その凄い演奏は、ベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第2番でした。
これが凄い!

もしこの曲だけ聴いていたら、とてもワルターとは思えないです。
クレンペラー?バーンスタイン?それとも誰?
さすがにステレオ録音なので、フルトヴェングラーとは思えないけど。

もしFM放送などからこの演奏が流れてきたとしたら、絶対誰の演奏か確かめると思う。
そして、演奏が、ワルター指揮コロンビア響の演奏だと聞いて2度目のびっくりでしょう。

えっ!?晩年のワルターが、こんな激烈な演奏もしていたんだ、と相当驚くと思います。

とにかく堂々とした遅めのテンポでインテンポで進める演奏は、クレンペラーにも通じます。

金管とティンパニの生々しくも粗削りな最強奏、熱っぽいクレッシェンド、怒るように荒れ狂う意志の力、濃い影など、スタジオ録音とは思えない、荒れ狂うライブのような演奏です。

これは、ワルターを見直した演奏であり、ワルターの芸の広さ、深さを知った貴重な録音です。

聴かずに死ねない超名演です。

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ワルター&コロンビア響 序曲序曲「レオノーレ」第2番

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)

序曲「レオノーレ」第2番 Op. 72a7.
Leonore Overture No. 2, Op. 72a
1.(15:18)Adagio-Allegro
録音:1960年7月1日

コロンビア交響楽団 – Columbia Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)

『ブルーノ・ワルター / ベートーヴェン:交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲』

ブルーノ・ワルターがその最晩年に、録音用に特別編成されたコロンビア交響楽団と録音したベートーヴェンの交響曲全集が復活。今回は交響曲9曲のほか、レオノーレ序曲第2番、コリオラン序曲とフランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲というベートーヴェン作品のステレオ録音を網羅した上、交響曲第4番・5番・7番・9番のリハーサル風景まで収録しています。いずれも日本では日本コロムビアのLPでの初出以来、一度もカタログから消えたことのない定番中の定番。名プロデューサー、ジョン・マクルーアの采配のもと、ハリウッドの音響効果豊かなアメリカン・リージョン・ホール(アメリカ在郷軍人会ホール)で、コロンビア・レコードのエンジニアたちが、アメリカのオケとは思えない馥郁たる響きを捉えたステレオ初期の名録音でもあります。
ソニー・ミュージック

SACDでも出ています。

【SACDハイブリッド】 ベートーヴェン:交響曲全集 ヴァイオリン協奏曲 [7SACD Hybrid+2CD]<完全生産限定盤> ブルーノ・ワルター 、 コロンビア交響楽団

ステレオ録音のリマスター
今回のリマスターに当たっては、ペンシルヴァニア州の山中にある広大なテープ・アーカイヴで厳重な温度・湿度管理のもと保管されているオリジナル・アナログ・3トラック・マスターの現物をすべてニューヨークの私のスタジオに取り寄せ、極めてデリケートなアナログ・テープを丁寧に修復した上で、最適の条件で慎重にプレイバックして音採りし、ステレオへのリミックスを新たに行いました。CD最初期のジョン・マックルーアが携わった伝説的なリマスターCD以来、CD時代には少なくとも2回は新たなリマスターが行われてきましたが、初出LPも含め、高域やセンターチャンネル(主に木管パートを収録)を強調したリミックスがされており、低域の薄い明るいサウンドはワルター=コロンビア響の特徴として認識されることになりました。しかし実際にマスターに収録されているのは、重心の低い落ち着いたサウンドで、ワルターが志向したヨーロッパ的な重厚な響きといってもよいものです。今回のリマスターに当たってはこうした過去のLPマスターやCDを聴き比べた上で、このオリジナル・マスターに記録されていたサウンドを損なうことなく再現することに力を注ぎました。インターナショナル企画では通常CDとして、日本ではハイブリッドディスクとしてリリースされることになっています。

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【CD】 ブルーノ・ワルター ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション<完全生産限定盤> ブルーノ・ワルター

フルトヴェングラー、トスカニーニと並び、20世紀最大の指揮者と賞されるブルーノ・ワルター。ナチズムの蔓延するヨーロッパを離れ、アメリカに亡命したワルターが、1941年から亡くなる前年の1961年までアメリカのコロンビア・レコード(現ソニー・クラシカル)に残したすべての録音をCD77枚にまとめたボックスセットです。これはまた、現社長ボグダン・ロスチッチのもとでソニー・クラシカルが新たな組織として出発してから10年という節目となる今年、「ソニー・クラシカル再生10周年」を記念してのリリースでもあります。

何も考えず、ただひたすらここに収録されている演奏を聴くだけで、その時間はあなたにとって人生の貴重な時間になります。

むしろ人生の後半になったら、ここに収録されている録音を味わい尽くすことで豊かな心で過ごすことが出来ると思います。

ベートーヴェン 交響曲全集 巨匠たちの遺産

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