こんにちは、
ともやんです。
久し振りにヘルマン・シェルヘンのCDです。
今年の2月22日にリリースされた復刻盤。
鬼才シェルヘンの第1番、第2番は、スタジオ録音だけに、大人しく感じられるかも知れませんが、『巨人』のスケルツォのアクの強さ、『復活』第4楽章「原光」の抉りの効いたド迫力も最高です。
しかもシェルヘンは録音にこだわった人で、第2番は、58年という録音ながら非常に音質の良いものです。
ヘルマン・シェルヘン マーラー 交響曲第1番「巨人」&第2番「復活」
グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
Symphony No. 1 in D Major, “Titan”
1.(15:14) I. Langsam, schleppend
2.(06:15) II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.(10:59) III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.(17:41) IV. Sturmisch bewegt
total(50:09)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 – Royal Philharmonic Orchestra
ヘルマン・シェルヘン – Hermann Scherchen (指揮)
録音: September 1954
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グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第2番 ハ短調 「復活」
Symphony No. 2 in C Minor, “Resurrection”
作詞 : 伝承 – Traditional
作詞 : フリードリヒ・ゴットリープ・クレプストック – Friedrich Gottlieb Klopstock
1.(25:07) I. Allegro maestoso
2.(11:57) II. Andante moderato
3.(12:31) III. Scherzo: In ruhig fliessender Bewegung
4.(06:53) IV. Urlicht
5.(37:45) V. Im Tempo des Scherzo
total(94:13)
ミミ・ケルツェ – Mimi Coertse (ソプラノ)
ルクレティア・ウェスト – Lucretia West (コントラルト)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 – Vienna State Opera Orchestra
ヘルマン・シェルヘン – Hermann Scherchen (指揮)
マーラー: 交響曲第1番&第2番 ヘルマン・シェルヘン
十年以上前にウラニア・レコーズから復刻された音源が待望の再登場!
当時高い評価を受けた《巨人》と《復活》を再び耳にすることが出来ます!ヘルマン・シェルヘンは、ミトロプーロスやワルター、そしてクレンペラーなどと共に、マーラーの作品を継続的に指揮していた音楽家の一人でした。
シェルヘンのレパートリーはとても幅広く、J.S.バッハから同時期の作曲家であるクセナキスまで指揮を行い、その作品を世界に広めていきました。
ここで収録されているマーラーもその一端であり、元々十年以上前にウラニア・レコーズから復刻された音源で、その美しさから当時の批評家から高い評価を受けました。
マーラーを語る際に必ず名を出されるシェルヘン。そのシェルヘンの実演がウラニア・レコーズから再び、待望の復刻です。
タワーレコード・オンラインショップでは、オーケストラ名の表示が間違っています。
ロンドン・フィル→ロイヤル・フィル
ウィーン・フィル→ウィーン国立歌劇場管
です。
交響曲第1番『巨人』、交響曲第2番『復活』 ヘルマン・シェルヘン&ロイヤル・フィル、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ルクレツィア・ウェスト、他
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ウラニアというレーベルがいい加減なのかなと最初思いましたが、同じCDでは、HMVでは、正しく表示されています。
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