リヒャルト・シュトラウス自作自演集

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こんばんは、
ともやんです。

ドイツ・グラモフォン創立125周年記念盤の2枚目が、リヒャルト・シュトラウスの自作自演集です。

20世紀を生きた作曲家のなかで、もっとも作品が演奏されているうちのひとりであるリヒャルト・シュトラウスは、生前指揮者としても高い評価を獲得していました。

ベルリンとミュンヘンの3つのオーケストラを指揮したこの自作自演集も、名指揮者シュトラウスの端正な音楽づくりを今日に伝えています。

作曲家自身による作品解釈を知ることができる点でも重要な録音です。日本政府の委嘱を受けて1940年に作曲された《日本建国2600年祝典曲》など珍しい作品も収録されています。

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指揮者は長生きした方が得?

別に長生きすることを目的に生きているわけではなく、長生きすることだけが良いとは言えませんが、リヒャルト・シュトラウスは、85歳まで生き自作の作品も多く演奏し録音を残してくれました。4歳年上のグスタフ・マーラーとは同時代の作曲家で指揮者としては、マーラーの方が活躍していましたが、わずか51歳で他界してしまったため、その演奏を聴くことは出来ません。

ある音楽関係の冊子に指揮者は長生きした方が得だという記事を以前読んだことがあります。指揮者は、自分自身で音を出さない演奏家なので、高齢になっても活動できる利点があります。つまり長生きして活動できれば、それだけ演奏回数も増え、録音も増えて記録を残せ、それだけ人の記憶にも残る音楽家になる、という意味が書いていったと思います。

リヒャルト・シュトラウスとグスタフ・マーラーは、音楽史的には共に20世紀初頭の偉大な作曲家として知られていますが、リヒャルト・シュトラウスは自作自演が多く聴くことができるのは、長生きしてくれたおかげなので有難いことです。

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リヒャルト・シュトラウス自作自演集

リヒャルト・シュトラウス – Richard Strauss (1864-1949)
1.(15:36) 交響詩「ドン・ファン」 Op. 20, TrV 156
Don Juan, Op. 20, TrV 156
シュターツカペレ・ベルリン – Berlin Staatskapelle
録音:1929年

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2.(14:25) 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op. 28, TrV 171
Till Eulenspiegels lustige Streiche (Till Eulenspiegel’s Merry Pranks), Op. 28, TrV 171
ベルリン帝国放送管弦楽団 – Berlin Reichssenders Orchestra
録音:1929年

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3.(06:11) 歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲 Op. 72, TrV 246a – 第2番 暖炉のそばの夢
Intermezzo, Op. 72, TrV 246a: 4 Symphonic Interludes: II. Traumerei am Kamin
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 – Berlin State Opera Orchestra
録音:1927年

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4.(08:39) 楽劇「サロメ」 Op. 54, TrV 215 – サロメの踊り
Salome, Op. 54, TrV 215: Salome’s Dance
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
録音:1928年

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5.(–:–) 交響詩「死と変容」 Op. 24, TrV 1587.
Tod und Verklarung (Death and Transfiguration), Op. 24, TrV 158
シュターツカペレ・ベルリン – Berlin Staatskapelle
録音:1926年

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6.(37:19) 交響詩「ドン・キホーテ」 Op. 35, TrV 184
Don Quixote, Op. 35, TrV 184
Georg Kniestadt (ヴァイオリン)
カール・ライツ – Karl Reitz (ヴィオラ)
エンリコ・マイナルディ – Enrico Mainardi (チェロ)
シュターツカペレ・ベルリン – Berlin Staatskapelle
録音:1933年

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7.(–:–) 組曲「町人貴族」 Op. 60, TrV 228c1.
Le Bourgeois Gentilhomme (Der Burger als Edelmann) Suite, Op. 60, TrV 228c
シュターツカペレ・ベルリン – Berlin Staatskapelle
録音:1930年

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8.(39:25) 交響詩「英雄の生涯」 Op. 40, TrV 190
Ein Heldenleben (A Hero’s Life), Op. 40, TrV 190
プラチドゥス・モラーシェ – Placidus Morasch (ヴァイオリン)
バイエルン国立管弦楽団 – Bavarian State Orchestra
録音:1941年

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9.(14:02) 大管弦楽のための日本の皇紀二千六百年に寄せる祝典曲 Op. 84, TrV 277
Festmusik zur Feier des 2600jahrigen Bestehens des Kaiserreichs Japan, Op. 84, TrV 277
バイエルン国立管弦楽団 – Bavarian State Orchestra
録音:1941年

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10.(07:26) 楽劇「ばらの騎士」 Op. 59, TrV 227 – ワルツ・シークエンス第1番
Der Rosenkavalier, Op. 59, TrV 227: Waltz Sequence No. 1
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 – Berlin State Opera Orchestra
録音:1927年

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11.(07:48) 楽劇「ばらの騎士」 Op. 59, TrV 227 – ワルツ・シークエンス第2番
Der Rosenkavalier, Op. 59, TrV 227: Waltz Sequence No. 2
バイエルン国立管弦楽団 – Bavarian State Orchestra
録音:1941年

リヒャルト・シュトラウス自作自演集

20世紀を生きた作曲家のなかで、もっとも作品が演奏されているうちのひとりであるリヒャルト・シュトラウスは、生前指揮者としても高い評価を獲得していました。ベルリンとミュンヘンの3つのオーケストラを指揮したこの自作自演集も、名指揮者シュトラウスの端正な音楽づくりを今日に伝えています。作曲家自身による作品解釈を知ることができる点でも重要な録音です。日本政府の委嘱を受けて1940年に作曲された《日本建国2600年祝典曲》など珍しい作品も収録されています。

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