モーツァルト

ワルター

ブルーノ・ワルター モーツァルト交響曲第28・29番 羽毛の響き

ブルーノ・ワルター(1876-1962)は、1876年9月15日に絹物商の事務をしていたユダヤ人の父と音楽的才能豊かなドイツ人の母を両親にしてベルリンに生まれました。その家庭は、平和と善意とに満ち、両親の怒鳴り声をワルターは、一度も聴いたことがなかったと言われます。
ワルター

ブルーノ・ワルター モーツァルト交響曲第25番 モノラルの名演

ブルーノ・ワルター(1876-1962)が生まれた時代は、リスト、ワーグナー、ブルックナー、ブラームス、そして一番影響を受けたマーラーが、健在でバリバリ活躍していた時代です。だからロマン主義が爛熟していた時代で、ワルターも多くの影響を受けたものと思います。ワルターは、愛の芸術家と言われています。
ワルター

ワルター&ニューヨークフィル モーツァルト後期三大交響曲

ブルーノ・ワルターのモーツァルト演奏で名演の名盤となると、晩年のコロンビア響とのステレオ録音ではなく、50年代のモノラル録音だと思います。まだ、現役でコンサートを行っていた頃で、音そのものに力が漲っているし、音楽の運びにも勢いがあって、聴くものを惹きつけて離しません。
クナッパーツブッシュ

クナッパーツブッシュ モーツァルト セレナードK.525は凄い

このアイネクライネは聴きものです。凄みのある深淵な演奏です。セレナードは、18世紀に流行った、室内楽と交響曲と中間のような曲で、この曲も直訳すると“ひとつの小さな夜曲”で、幻想的な美しい旋律に富み、弦楽器の華麗な流れが虹のように輝く曲です。