クナッパーツブッシュ モーツァルト セレナードK.525は凄い

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こんにちは、
ともやんです。

クナッパーツブッシュのモーツァルトの演奏を聴きました。
曲目は、セレナ―ドト長調K.525“アイネ・クライネ・ナハトムジーク”

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このアイネクライネは聴きものです。凄みのある深淵な演奏です。

セレナードは、18世紀に流行った、室内楽と交響曲と中間のような曲で、この曲も直訳すると“ひとつの小さな夜曲”で、幻想的な美しい旋律に富み、弦楽器の華麗な流れが虹のように輝く曲です。

しかし、1940年、50歳前半のクナッパーツブッシュは、まさに異形とも呼ぶべき演奏を展開しています。クナッパーツブッシュでしか聴かれない演奏です。

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クナッパーツブッシュ&ウィーンフィル アイネクライネは凄い

クナッパーツブッシュ&ウィーンフィルの演奏は、まさに命を賭けた遊戯のように凄みを帯びた遊び心に満たされています。

第1楽章から提示部終わり近くの強烈なアクセントに驚かされます。
第2楽章は、聴いているうちにモーツァルトであることを忘れて、ブルックナーのアダージョを聴いているような錯覚に陥ります。
最後にソロ・ヴァイオリンに歌わせる調べは濃厚なロマンチシズムと哀惜の念が交差します。
第3楽章は、一転して素朴な味わいの演奏です。
終楽章は、まさにクナッパーツブッシュ節炸裂。超スローテンポで陰影深い演奏を展開しています。

クナッパーツブッシュの名盤 モーツァルト”アイネ・クライネ・ナハトムジーク”

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
セレナード第13番 ト長調 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K. 525
Serenade No. 13 in G Major, K. 525, “Eine kleine Nachtmusik”

1.(06:00) I. Allegro
2.(06:41) II. Romanze
3.(02:07) III. Menuetto
4.(06:02) IV. Rondo: Allegro
total(20:50)

ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra

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Mozart: Symphony No.39-No.41, Eine Kleine Nachtmusik, etc

この2枚組CDには、クナッパーツブッシュとしては珍しいモーツァルトの後期の三大交響曲と当セレナードK.525、6つのドイツ舞曲2曲が収録されています。

特に三大交響曲についてはしっかり聴いて改めてレビューします。

モーツァルトとはプラトニックな関係しか保てなかったと評されたクナッパーツブッシュですが、やはり録音は多くありません。その管弦楽曲を集成した好企画盤。若き日の第39番はさすがに後年のようなおどろおどろしさはなく、颯爽とした風情すら醸し出しますが、終楽章の妙にたどたどしい歩みは、巨匠のハイドン、モーツァルトに特徴的なもので偶然ではなく意図的なものであることが理解できます。第40番も一見そっけない感じもありますが、ウィーンフィルの音色のローカルさは特筆もので、それは「ジュピター」にも当てはまります。「アイネ・クライネ」については正に異形のモーツァルトで抵抗を感じる方もありましょうが、魅力もまた兼ね備えた個性的名演です。タワーレコードより

ハンス・クナッパーツブッシュ CD ベスト10 タワーレコード編

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