シェルヘン&ルガノ放送管 ベートーヴェン交響曲第3番”英雄”

シェルヘン

こんにちは。
ともやんです。

ヘルマン・シェルヘン(1891-1966)は、ドイツ出身の作曲家、指揮者です。
知的でクールな印象を受ける風貌ですが、後年のライブで魅せた熱狂的な演奏は、凄かったです。

以下、ヘルマン・シェルヘンの簡単なプロフィールです。

1891年6月21日、ベルリン生まれの指揮者。1966年、フィレンツェでの公演中に急逝。独学でヴァイオリンとヴィオラを学び、1907年からベルリン・フィルのヴィオラ奏者として活躍。1912年、シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」で指揮デビュー。以来、新ウィーン楽派や現代音楽作品の紹介に努め、世界初演作品は150曲にものぼる。第1次大戦の勃発でロシアの捕虜となるが、1922年以降はドイツ放送管などの指揮者を務める。ナチス政権の確立後はスイスに拠点を移し、戦後はアメリカ進出も果たした。ウェストミンスター・レーベルに膨大な録音が残されている。HMVより

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ヘルマン・シェルヘンのベートーヴェン交響曲全集 聴き比べ

ヘルマン・シェルヘンのベートーヴェン交響曲全集は2種類残されています。

1951年~54年にウィーン国立歌劇場管弦楽団(第2、第4、第5、第8はロイヤルフィル)、65年には、ルガノ放送管弦楽団とのライブ録音が遺されています。

今回の記事のため、第3番”英雄”を聴いてみました。

ハッキリ言って同じ演奏者と思うほどの違いがあります。

51年のウィーン国立歌劇場管との演奏は、端正で格調の高いものです。しかし、それは出だしだけで第一楽章も第二楽章も演奏しているうちにどんどん気持ちが高揚して行くような演奏です第一楽章、終わりごろにはシェルヘンの掛け声らしきものが聴き取れます。

一方、65年のルガノ放送管との演奏は、ライブということもあり燃え上がような演奏で、シェルヘンの怒号のような声も聴かれます。またアンサンブルも二の次のような推進力は、凄まじくまるでアマチュアオーケストラが気合で奏しているような新鮮さがあります。

どちらも惹きつけられる演奏ですが、やはり65年のルガノでのライブは、その迫力と推進力には、圧倒されます。

シェルヘンのベートーヴェン”英雄” 51年と65年の聴き比べ

残念がら、現在両方の全集とも入手が困難なようです。ひとまず英雄だけの盤か全集盤で中古でも入手う可能なものをご紹介しておきます。
なお、中古店で見つければ即買いをお知らせいします。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(14:00) I. Allegro con brio
2.(16:18) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:01) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(13:03) IV. Finale: Allegro molto
total(49:22)

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ルガノ放送管弦楽団 – Orchestra e Coro Della Radio Della Svizzera Italiana,Lugano
ヘルマン・シェルヘン – Hermann Scherchen (指揮)
録音: January 1951

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集(6CD)
シェルヘン&ルガーノ放送管弦楽団

表現主義の熱い洗礼を受けたドイツの指揮者、ヘルマン・シェルヘン[1891-1966]は、現代音楽の旗手として活躍していましたが、ベートーヴェンやハイドンなど通常レパートリーを指揮したときの面白さでも知られており、特に晩年におこなったコンサートのライヴ録音はやりたい放題のユニークなものが多く、貴重な記録となっています。

このベートーヴェン全集は1965年のライヴながら、どれもステレオ録音なのも嬉しいところで、猛烈なスピードと過激なデュナーミク、大胆な解釈で荒れ狂う演奏の数々が、シェルヘンの唸り声や叫び声とともに克明に収録されています。
本番演奏のほかに、交響曲第5番『運命』のリハーサルも収録。スイスのイタリア語地区にあるルガーノ放送管弦楽団が相手ということで、シェルヘンはイタリア語を駆使して情熱的なリハーサルをおこなっています。HMV

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(14:47) I. Allegro con brio
2.(15:41) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:57) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:36) IV. Finale: Allegro molto
total(49:01)

ウィーン国立歌劇場管弦楽団 – Vienna State Opera Orchestra
ヘルマン・シェルヘン – Hermann Scherchen (指揮)
録音: January 1951

ベートーヴェン:交響曲第3番&第6番

ベートーヴェン:交響曲1&3番

『ベートーヴェン:交響曲全集 1951-1954年』

上位2件が中古、3番目が全集盤ですが、残念ながら現在廃盤です。

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