こんにちは、
ともやんです。
2023年7月8日に、巨匠指揮者オットー・クレンペラーは没50年をむかえます。
それを記念して、ワーナークラシックスのカタログに収録されている彼の完全な録音全集が、オリジナル・マスターテープより2023年24bit/192kHzリマスター音源による2つのボックスとして発売されます。
その第1弾として《シンフォニック作品&協奏曲作品録音全集(95CD)》を、2023年6月に発売されます。
オットー・クレンペラー 没後50年記念
オットー・クレンペラー 没後50年記念は、楽しみな企画です。
CD95枚と重量級。しかも価格も定価36,490円とこれまた重量級。
ただしタワーレコードでは、予約段階で11%引きでポイントも付くので、お求めやすくなっています。
そこでこのブログでは、収録されている録音から、注目のものを発売までレビューして行きたいと思います。
まずは、1枚目のブラームスの大学祝典序曲と交響曲第1番。
とても100年近く昔の物とは思えません。
序曲は早めのテンポで素っ気ない感じがします。一方交響曲の方が、後年に比べれば多少速めですが、感興豊かな表現に驚かせられます。
クレンペラー ブラームス 大学祝典序曲&交響曲第1番
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
1.大学祝典序曲 Op. 80
Academic Festival Overture, Op. 80
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交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68
2.(12:58) Un poco sostenuto – Allegro
3.(09:45) II. Andante sostenuto
4.(04:13) III. Un poco allegretto e grazioso
5.(14:47) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 – Berlin State Opera Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
録音: 1927
ワーナークラシックス・リマスター・エディション(シンフォニック&協奏曲作品録音全集)
これらの95枚分のCDには、主に交響曲のレパートリーに焦点を当てており、オペラや宗教的作品ボックスに先行して発売したします。
この2つのボックスを合わせて《オットー クレンペラー/ワーナークラシックス・リマスター・エディション》の全体が形成されます。これは、偉大なるクレンペラーのワーナークラシックスが現在権利を持つカタログの全てです。
元々は 旧EMI コロンビア、HMV、エレクトローラ、パーロフォンのために録音されたもので、オリジナル・マスターテープ、または入手可能な最良のソースから、2023年Art & Son Studioにおいて新たに24bit/192kHzでリマスターされたものです。
レコーディング・アーティストとしての彼の黄金時代は、ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団と緊密な関係を築いた1950年代に始まり、クレンペラーが亡くなる2年前の1971年まで多くの録音が行われました。
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