こんにちは、
ともやんです。
所属している合唱団で、2023年10月7日(土)ミューザ川崎シンフォニーホールにて
「メサイア」の公演を行います。
現在、そのための練習中です。
公演まで11ヶ月ありますが、週1回だけの練習でしかも高齢者が多いので練習時間はこれくらいは必要です。
また近くになったチケットのご案内を致しますので、よろしくお願いします。
30歳 ベートーヴェン第九 歌う
僕は、30歳の時、ベートーヴェンの第九が歌いたくて、合唱団に入りました。
ちょうど当時の新星日本交響楽団が、年末の合唱団のメンバーを募集していたので参加したのです。
プロのオーケストラの合唱団の一員として歌うので、なかなか厳しい練習でした。
上達しない人は、参加できない人もいました。
僕は、なんとか真面目に練習も行き、年末には、東京文化会館とサントリーホールで歌うことが出来ました。しかもサントリーホールは開館してまだ間もない頃だったと思います。
2001年 ヘンデル メサイア歌う
その後結婚して、三人の子どもにも恵まれました。
4年間で三人生まれたので、それはそれは大変でしたが、子どもも少し大きくなってくると、また合唱団で歌いたくなってきました。
そんな折、川崎の溝の口を本拠地とする、高津市民合唱団が、団員を募集していました。
次の定期公演が、ヘンデルの「メサイア」ということで、前から、メサイアを歌いたかった僕は、迷いなく団員になり、それから約1年間の練習に通い続けました。
川崎市高津区溝の口には、洗足学園という専門の音楽科を持つ大学があり、合唱団の練習には、そこの教授が指導に来てくれてそれは厳しいものでした。
そして2001年12月24日に、洗足学園内にある前田ホールというりっぱはコンサートホールで、秋山和慶指揮東京交響楽団高津市民合唱団で、ヘンデルの「メサイア」を歌いました。
終演後の感動はいまでも忘れません。涙が止まりませんでした。
クレンペラー ヘンデル メサイア
そんな僕が、当時繰り返し聴いていたのが、
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニア管弦楽団、他による演奏のCDでした。
いま聴くとその巨大な構えが大時代的ですが、ある著名な音楽評論家が、仰ぎ見る富士の秀峰のよう、とたとえたのが良くわかります。
メサイアは、聴いて良し、歌って良しの名曲です。
合唱団でも取り上げている団体は多いと思います。
ぜひ、歌われたらその魅力はきっと倍増すると思いますよ。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル – George Frideric Handel (1685-1759)
オラトリオ「メサイア」 HWV 56
Messiah, HWV 56
作詞 : 新約聖書 – Bible – New Testament
ジェローム・ハインズ – Jerome Hines (バス)
グレース・ホフマン – Grace Hoffman (コントラルト)
エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ – Nicolai Gedda (テノール)
フィルハーモニア合唱団 – Philharmonia Chorus
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
宗教音楽集~J.S.バッハ、ヘンデル、ベートーヴェン オットー・クレンペラー ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 フィルハーモニア管弦楽団
クレンペラー没後40年を記念したアニヴァーサリー・エディション。バッハ、ヘンデル、ベートーヴェンの宗教大作の名盤4作品が収録されています。
ワーナーミュージック・ジャパン
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