フルトヴェングラー ルツェルンの第九

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こんにちは、
ともやんです。

フルトヴェングラー「ルツェルンの第九」は、録音が残っている第九では、一番最後のものです。

昨日は、2週間前の最後のバイロイトの録音をご案内しましたが、こちらは音質の良さに驚かされます。僕が聴いた「Music and Arts Programs of America」ではフルトヴェングラーの録音の中でもトップクラスではないかと思うほど良い音質です。

今日は、フルトヴェングラーのルツェルンの第九について記したいと思います。

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フルトヴェングラー 名盤 ルツェルンの第九

第1楽章から勢いよりも味わいを感じる演奏で、宇野功芳氏も著書『フルトヴェングラーの全名演名盤』の中で、彼の8種類のおよぶ第九の中でもっともおとなしい。その代わり、内省的な味わいは傑出している、と記しています。

また、『フルトヴェングラー グレート・レコーディングズ』ジョン・アードイン著、藤井留美訳

“フルトヴェングラーにとってもこの作品の最後の演奏である。そのためこの演奏は年月を経るうちに伝説的な扱いを受けるようになったが、実際に印象深い出来映えである。1951年のバイロイトがなければ、決定盤になっていたかもしれない。”

と記されています。考えてみればフルトヴェングラーの11種類ある第九は全てライブ録音で、しかもその環境もベストとは言い難いものだったと思います。

もしちゃんとした環境下でのスタジオ録音があればと思うこともありますが、逆にないために伝説になったとも言えます。

51年のバイロイトと合わせてぜひ聴いてほしい歴史的な録音です。

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フルトヴェングラー 最後のベートーヴェン第九

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”

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作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
エルザ・カヴェルティ – Elsa Cavelti (コントラルト)
エルンスト・ヘフリガー – Ernst Haefliger (テノール)
オットー・エーデルマン – Otto Edelmann (バリトン)
ルツェルン祝祭合唱団 – Lucerne Festival Choir
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 22 August 1954, Lucerne

1.(17:54) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(11:56) II. Molto vivace
3.(19:34) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(25:06) IV. Finale: Presto – Allegro assai
5.(00:15) applause
total(74:55)

ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー フィルハーモニア管弦楽団 ルツェルン祝祭合唱団

フルトヴェングラーの”ルツェルンの第9″、最新リマスターで再登場!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

制作者より
あまりにも有名な”ルツェルンの第9″、当シリーズでも一度CD化(GS-2157/2016年11月発売【廃盤】)しましたが、ほどなく完売してしまいました。再プレスも検討しましたが、今回も思い残すことがないように全行程をプロ用の機器を使用してリマスタリングを施しました。結果、従来盤よりも前後、左右、上下の空間的な広がりが増しただけでなく、神々しいまでの透明感も獲得出来ました。この音で聴くと、フルトヴェングラーの第9のベスト・ワンは、このルツェルン盤ではないかと思うほどです。むろん、再生装置や再生環境によって結果は異なるかもしれませんが、旧盤との差は明確に出ていることだけは確かです。また、音だけではなく、解説書も大幅改訂をしました。(平林 直哉)
キングインターナショナル

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