フルトヴェングラー シューベルト交響曲第9番「ザ・グレート」1942

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こんにちは、
ともやんです。

1月31日は、フランツ・シューベルトの誕生日です。
1797年1月31日にウィーンの郊外で生まれました。11歳のときから帝室の少年合唱団に入り、その官費学校のコンヴィクトで音楽の実際と理論を学びました。
またそこで演奏されていたウィーン学派の様々な作品を演奏から知ることも出来ました。

イギリスの音楽学者で評論家のジョージ・グローヴ(1820-1900)は、シューベルトについて次のよう語っていました。

「創作したいという一心が、シューベルトほど強いものは見たことがない。この世に赤裸々のままでに放り出されて、誰の援助もなく、精魂を尽くしてみずから探求し、そして、ついに倒れねばならなかったシューベルト。これほど悲惨な生涯がまたとあろうか、まことに、シューベルトほど薄幸な天才をかつて見たことがない」

シューベルトはその短い生涯に歌曲、器楽曲、室内楽曲、管弦楽曲、交響曲と膨大な作品を残しています。
歌曲は、650曲とも言われる作品を残しています。

ただ、僕は、交響曲をよく聴き、特に死後10年経ってシューマンに寄って発見され、メンデルスゾーンに寄って初演された交響曲第9番「ザ・グレート」が大好きです。

そして「ザ・グレート」と言えば、フルトヴェングラーの凄演が思い出されます。
そこで今日は、フルトヴェングラーの「ザ・グレート」についてチェックしてみます。

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フルトヴェングラーの「ザ・グレート」

フルトヴェングラーは、「ザ・グレート」を得意としていたようで、5つの録音が残されています。

・1942年12月6日 ベルリン・フィル
・1943年5月12日 ウィーン・フィル
・1951年12月 ベルリン・フィル
・1953年8月30日 ウィーン・フィル
・1953年9月 ベルリン・フィル

それぞれにコメントしたいのですが、なんと言っても壮絶な演奏は、42年のベルリンフィル盤です。

まさにフルトヴェングラー節全開でやりつくしたという演奏です。

ぜひ、聴いてみてください。

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フルトヴェングラー シューベルト交響曲第9番「ザ・グレート」1943

フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D. 944
Symphony No. 9 in C Major, D. 944, “Great”

1.(13:39) I. Andante – Allegro ma non troppo
2.(16:43) II. Andante con moto
3.(09:34) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(10:38) IV. Allegro vivace
total(50:34)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 08 December 1942, Live recording

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