ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 クナッパーツブッシュ&アンダ/フォルデス

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こんにちは、
ともやんです。

ドイツの稀代の名指揮者ハンス・クナッパーツブッシュは、1965年10月25日に77歳で死去しました。

晩年は、身体も某もほとんど動かさず、眼力だけで指揮をしていたそうです。
その頃の演奏は、すっかり枯れ切って余分なものが取れ、あの名門ウィーン・フィルでさえまるでアマチェアオーケストラのように全員が渾身の力を込めて演奏していたそうです。

クナッパーツブッシュの信奉者だった評論家の宇野功芳氏は、その著書の中で、ウィーン・フィルが、アマチュアのような音を出している。きれいごとでない演奏をしようと思うとこんな音になり、響きになると記しています。

きれいごとでない音というのは、宇野氏風にいうと切れば血の出るような響きということで、例えの表現で分かりにくいですが、簡単に言えば感動的な音と言うことでしょうか。

そんなクナッパーツブッシュは、協奏曲指揮者としても異彩を放っていました。
今回紹介するCD3枚組には、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の第3番・4番・5番「皇帝」が2つの演奏ずつ収録されています。

今回第3番の2つを聴きましたが、録音を含めてゲザ・アンダ のソロ素晴らしいです。
しかもクナッパーツブッシュの指揮は、黒子に徹し、味わいを持ってソリストを引き立てているのはさすがという感じです。

ぜひ、聴いてほしいアルバムです。

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クナッパーツブッシュ ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37
Piano Concerto No. 3 in C Minor, Op. 37

1.(17:52) I. Allegro con brio
2.(09:26) II. Largo
3.(09:48) III. Rondo: Allegro
total(37:06)

アンドール・フォルデス – Andor Foldes (ピアノ)
北ドイツ放送交響楽団 – North German Radio Symphony Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
録音: 15 January 1962, Live recording, Hamburg, Germany

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37
Piano Concerto No. 3 in C Minor, Op. 37

4.(16:48) I. Allegro con brio
5.(08:35) II. Largo
6.(12:17) III. Rondo: Allegro
total(37:06)

ゲザ・アンダ – Geza Anda (ピアノ)
ケルン放送交響楽団 – Cologne Radio Symphony Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
録音: 14 May 1962, Live recording, Cologne, Germany

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番、第5番「皇帝」(フォルデス/アンダ/バックハウス/バドゥラ=スコダ)(1954-1962)

クナッパーツブッシュやフルトヴェングラーの演奏を良い音質で復刻し、好評を得てきた実績のあるアンドロメダ・レーベルから、クナッパーツブッシュによるベートーヴェン:ピアノ協奏曲の演奏をまとめた3枚組みのお求め安いアルバムが発売となります。

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