ブルーノ・ワルター マーラー 交響曲第9番

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こんにちは、
ともやんです。

今日6月26日は、マーラーの最後の交響曲となった第9番が初演された日です。

マーラーの完成版としては最後の交響曲となった第9番は、1909年に完成しました。
しかし、結局、マーラーが1911年5月18日に他界したことで、マーラー自身での初演のチャンスは、永遠になくなりました。

そして初演は、翌年の1912年6月26日に、弟子のワルター指揮ウィーンフィルの演奏でウィーンで行われたのです。

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ワルター マーラー 交響曲第9番

ワルター指揮による、マーラーの交響曲第9番の録音は、初演者ということから多く残されていると思っていたら、1938年のライブ録音と最晩年1961年の2種類だけです。

宇野功芳氏は、38年のウィーンフィル盤は、マーラーの第9番の最高の演奏と高く評価して、61年のコロンビア響との録音は、かなり生ぬるいと記しています。

38年盤が、ワルターが、ナチスによりウィーンを追わせる直前のもので、しかも当日の公演には、演奏を妨害する行為もあったそうで、ワルター自身、破棄したい録音だと語っていたそうです。

僕は、そういうことから歴史的価値の高い録音とは思いますが、鑑賞としては、やはり61年のステレオ盤だと思います。

ただ、マーラーの弟子として親交があり、初演者でもワルターなので、ぜひ、両方聴いて欲しいです。

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ワルター ウィーンフィル マーラー 第9番

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第9番 ニ長調
Symphony No. 9 in D Major

1.(24:39) I. Andante comodo
2.(15:33) II. Im Tempo eines gemachlichen Landlers – Etwas tappisch und sehr derb
3.(11:10) III. Rondo-Burleske: Allegro assai
4.(18:04) IV. Adagio – Sehr langsam und noch zuruckhaltend
total(69:26)

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マーラー:交響曲第9番(ウィーン・フィル/ワルター)(1938)

ワルター コロンビア響 マーラー 第9番

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第9番 ニ長調
Symphony No. 9 in D Major

1.(29:15) I. Andante comodo
2.(17:37) II. Im Tempo eines gemachlichen Landlers – Etwas tappisch und sehr derb
3.(13:06) III. Rondo-Burleske: Allegro assai
4.(21:07) IV. Adagio – Sehr langsam und noch zuruckhaltend
total(81:05)

マーラー:交響曲第9番 ブルーノ・ワルター コロンビア交響楽団

80分を超す大曲にもかかわらず、4日間で収録を終えたマーラーの交響曲第9番は、ワルター最晩年の美しい宝石のような名演です。マーラーが作品に盛り込んだ死への恐れ、そして生への憧れを、高みから見渡すように澄み切った境地で描いています。聴いた後に浄化された心持ちが残る稀有の演奏。

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