ワルター&ニューヨークフィル ブラームス交響曲第4番が凄い

ワルター

こんにちは、
ともやんです。

20世紀を代表する大指揮者ブルーノ・ワルター(1876-1962)は、フルトヴェングラーよりも10歳も年長ですが、長寿だったことと晩年には録音専用のオーケストラで多くのステレオ録音が遺されているためその芸術が堪能できます。

また録音専用のオケであるコロンビア交響楽団とのステレオ録音より数年前には、ニューヨークフィルとのモノラル録音も遺されています。

例えば、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスといった主要な作曲家のシンフォニーの録音が遺されているのがとても嬉しいです。

しかも録音年が1950年代初頭で、ワルター自身70代半ばという現役だったこともあり、その演奏にはまだまだ勢いがあります。

今日はその中からブラームスの交響曲第4番を聴いてみました。

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ワルター指揮ニューヨークフィル 覇気溢れるブラームス第4交響曲

ワルターは、ニューヨークフィルと1951年2月から53年12月に掛けて、ブラームスの4つの交響曲と主要な管弦楽曲を録音しています。

今日はその中から一番最初に録音された交響曲第4番を聴きました。
この曲は、ブラームス最後の交響曲ですし、第1楽章の晩秋を思わせるような物悲しい旋律から、哀愁を立てた演奏に思わせます。

実際、コロンビア響との録音は、第1楽章から、落ち葉がはらはらと落ちるような様を連想させ、ワルターの解脱の境地を感じさせます。

しかし、この51年のニューヨークフィル盤が違います。

録音当時75歳。
まだまだ現役ということで活気あふれるテンポで覇気溢れる演奏を展開しています。

第1楽章の主題の展開も波打つようで、まだ老け込むには早すぎるぜ!と言わんばかりです。
第2楽章はロマン溢れる演奏で、まだまだ色気たっぷりです。

そして第3楽章、第4楽章に至っては活力充分。

録音がモノラルなのは残念ですが、内容充実の演奏で、ワルターのブラームスは枯れたところがいいんだよね、という人はぜひニューヨークフィルとの録音を聴き直して欲しいです。

ブルーノ・ワルター&ニューヨークフィル ブラームス交響曲第4番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)

40:40交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98

1.(12:00) I. Allegro non troppo
2.(11:59) II. Andante moderato
3.(06:00) III. Allegro giocoso
4.(10:41) IV. Allegro energico e passionato
total(40:40)

ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)
録音: 21 February 1951, 30th Street Studio, New York, USA

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ブルーノ・ワルター ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション<完全生産限定盤>

フルトヴェングラー、トスカニーニと並び、20世紀最大の指揮者と賞されるブルーノ・ワルター。ナチズムの蔓延するヨーロッパを離れ、アメリカに亡命したワルターが、1941年から亡くなる前年の1961年までアメリカのコロンビア・レコード(現ソニー・クラシカル)に残したすべての録音をCD77枚にまとめたボックスセットです。これはまた、現社長ボグダン・ロスチッチのもとでソニー・クラシカルが新たな組織として出発してから10年という節目となる今年、「ソニー・クラシカル再生10周年」を記念してのリリースでもあります。
ワルターはその長い音楽活動の中で、レコード録音を特に重要視したパイオニア的演奏家の一人でした。また、カラヤンと同様に、録音技術の進歩に応じて、同じ曲を繰り返し録音し、それが音楽家としての成長・円熟をも記録することになった演奏家でした。このボックスセットには、そうしたワルターのアメリカ・コロンビアへの録音がほぼ発売年代順に収録されています。
ワルターが録音の経歴をスタートさせたのはアコースティック録音の時代(本人の証言では1900年とされていますが、現在残されている最古の録音は1923年のベルリン・フィルとの独ポリドール録音)で、生涯にわたって約150もの作品を録音(その多くは複数回)していますが、彼が集中したのはモーツァルトからマーラーにいたるドイツ・オーストリアの作曲家でした。電気録音が開始されるとワルターの録音量は飛躍的に増え、特に1934年からのウィーン・フィルとのSP録音は、当時世界的にもっとも高く評価された名演ぞろいでした。ソニー・ミュージック

これは素晴らしい全集が出ました。

少々値段が張りますが、一生に宝物になります。

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