フルトヴェングラー ベートーヴェン ピアノ&ヴァイオリン協奏曲

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こんにちは、
ともやんです。

フルトヴェングラーの演奏というと情熱的だが深刻で悲壮感溢れる凄絶なものが多いですが、そんな彼の長所と言うか嫌う人はそのがウザイのだろうが、そんな彼の特徴が影を潜めて、

フルトヴェングラーの指揮とは知らずに聴いていて、これ、フルトヴェングラーだよ、と告げられたらかなり驚くかもしれません。

実際、僕はフルトヴェングラーと分かって聴いていても、再度ジャケットを確認したほどです。

さて、その演奏は何かというと今回ご紹介するベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番”皇帝”とヴァイオリン協奏曲です。

共に協奏曲の伴奏だということとオーケストラが、フルハーモニア管ということから、フルトヴェングラーも自分の主張を抑えたものと思われます。

“皇帝”では、速めのテンポでエドウィン・フィッシャーのピアノに寄り添うように小気味よさと高貴な指揮を展開しています。

また、木管の響かせ方がチャーミングでなんかクレンペラーを聴いているような錯覚と覚えます。

ヴァイオリン協奏曲は、亡くなる前年の録音で、ヴァイオリン・ソロのメニューインを包み込むような控えめで温かな演奏です。

こんな自然なフルトヴェングラーの指揮はなかなか聴けないし、とても良いものです。

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フルトヴェングラー ベートーヴェン “皇帝”&ヴァイオリン協奏曲

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 「皇帝」 Op. 73
Piano Concerto No. 5 in E-Flat Major, Op. 73, “Emperor”

1.(20:42) I. Allegro
2.(07:51) II. Adagio un poco moto –
3.(10:25) III. Rondo: Allegro
total(38:58)

エドウィン・フィッシャー – Edwin Fischer (ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 19-20 February 1951, Abbey Road Studios, London, UK

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
Violin Concerto in D Major, Op. 61

1.(24:02) I. Allegro ma non troppo (cadenza by F. Kreisler) – Tempo I
2.(09:42) II. Larghetto
3.(10:24) III. Rondo: Allegro (cadenza by F. Kreisler) – Tempo I
total(44:08)

ユーディ・メニューイン – Yehudi Menuhin (ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)

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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)は、20世紀で最も偉大な指揮者の1人で、音楽界の巨人ともいわれています。彼は音楽家の中で最も偉大だと言う人もいます。オーストリアとドイツの交響曲のレパートリー、およびワーグナーの音楽に最高のドラマ性を持たせた、比類のない解釈者であり、彼は演奏者と聴衆のための最も高い基点であり続けています。

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