フルトヴェングラー シューマン交響曲第4番&第1番

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こんにちは、
ともやんです。

フルトヴェングラーのシューマンの録音は少なく、交響曲は第1番と第4番の2曲だけです。
しかも第1番が、ウィーンフィルとのライブ録音だけで、第4番のベルリンフィルとのセッション録音とルツェルン祝祭管とのライブのみです。

その3つの録音が全て超名演でしかも録音も悪くないのはファンにとっては嬉しい限りです。

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フルトヴェングラー シューマンの交響曲

フルトヴェングラーによるシューマンの交響曲は、前出のように数が少ないが、全てが超名演というのが素晴らしい。特に第4番は、フルトヴェングラーのスタジオ録音でも最高峰だと言われています。

実際、僕も初めて聴いた時は、その濃厚で彫りの深い表現で大きな感銘を受けました。
あおのフルトヴェングラー嫌いの評論家、福島章恭氏をも唸らせた名演で、福島氏自著『交響曲CD 絶対の名盤』の中でも次のように書いています。

“たしかに、ライヴにも匹敵する熱情がスタジオ録音ならではの端正な造型に封じ込められたところに凄絶な美がある。”

“これまで、フルトヴェングラー嫌いを公言し、貫いてきた筆者であるが、シューベルトの「グレイト」と共にこの演奏にも大きく打たれたことを告白する。”

一方、第1番「春」に関しては、宇野功芳氏は、その著書の中で次ように書いています。
ちなみに宇野氏は、この作品のおすすめCDを次の3種類挙げています。

クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア管
フルトヴェングラー指揮ベルリンフィル
ガーディナー指揮レヴォリューショネール・エ・ロマンティーク管

フルトヴェングラー盤は、ライブということもあり特に後半が素晴らしい。

“フィナーレではさらに気分が乗り、フルトヴェングラーの”表現はいっそう自由自在となる。テンポのゆらし方、大見得の切り方、最後の最高にデモーニッシュなクライマックス・シーンの現出。ここには巨匠の全てがあるといっても過言ではない。”

ぜひ、フルトヴェングラーのシューマンは聴いて欲しいと思います。
特に福島氏同様、フルトヴェングラー嫌いの方にはなおさらです。

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フルトヴェングラー シューマン交響曲第4番&第1番

ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856)
交響曲第4番 ニ短調 Op. 120
Symphony No. 4 in D Minor, Op. 120

1.(11:49) I. Ziemlich langsam – Lebhaft
2.(05:23) II. Romanze: Ziemlich langsam
3.(07:23) III. Scherzo: Lebhaft
4.(06:28) IV. Langsam – Lebhaft
total(31:03)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 14 May 1953, Studio Recording, Berlin

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交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
Symphony No. 1 in B-Flat Major, Op. 38, “Spring”

5.(10:55) I. Andante un poco maestoso – Allegro molto vivace
6.(06:42) II. Larghetto
7.(06:21) III. Scherzo: Molto vivace
8.(09:43) IV. Allegro animato e grazioso
total(33:41)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 29 October 1951, Live Recording, Munich

シューマン:交響曲第1番「春」、第4番(ベルリン・フィル/ウィーン・フィル/フルトヴェングラー)(1951、1953)

フルトヴェングラーのシューマンの交響曲二つ

フルトヴェングラーが指揮したシューマンの交響曲2曲を1枚に。第4番はDG録音。第1番はウィーン・フィルとのツアー中のミュンヘンでのライヴ。(キングインターナショナル)

【輸入盤】交響曲第1番、交響曲第4番 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、ベルリン・フィル [ シューマン、ロベルト(1810-1856) ]

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シューマン:交響曲第1番「春」、第4番(ベルリン・フィル/ウィーン・フィル/フルトヴェングラー)(1951、1953)※ストリーミング配信

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