フルトヴェングラー&ウィーンフィル ベートーヴェン第九

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こんにちは、
ともやんです。

フルトヴェングラーの第九の録音は、LP、CD含めて9種類の音源からのものです。

オーケストラ別では、ウィーンフィル3種類、ベルリンフィル2種類、バイロイト祝祭管2種類、ストックホルムフィル、フィルハーモニア各1種類です。

ウィーンフィルが、51年、52年、53年とあり、今回SACDでリリースされるのは、53年盤です。

録音が、タワーレコードの紹介では、1953年5月30日となっています。

しかし、『フルトヴェングラーの全名演名盤』宇野功芳著、『フルトヴェングラー グレート・レコーディングズ』ジョン・アードイン著、藤井留美訳の2著では、5月31日になっていて、宇野氏の本では、「グラモフォン盤の録音日は三十日になっているのは誤りである。」とはっきり書いています。

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フルトヴェングラー指揮ウィーンフィルの第九

フルトヴェングラーの第九では、何と言っても51年のバイロイト祝祭管盤が有名で名盤です。2年後のこのウィーンフィル盤は、バイロイト盤とよく似ていますが、特徴的なのは、ウィーンフィルの美しいサウンドに魅了されることです。
特に第三楽章の美しさは格別です。

一方、51年のバイロイト祝祭管は、ベルリンフィルの奏者が多数参加しているのでベルリンフィルの骨太なサウンドが聴かれ、それに比べウィーンフィル盤の方は、優美な響きではありますが、第一楽章では、もっと迫力が欲しいと思いました。

しかし、構成力は高く、フルトヴェングラーの演奏に見られるテンポの動きは少ないです。その分、個性が乏しいという見方もありますが、個人的には好ましいと思います。

但し、終結部のプレスティッシモだけが異常な速さで取ってつけたようです。

録音もこの時代としていい方だと思います。

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フルトヴェングラー 第九 ウィーンフィル 1953年盤

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”
作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller

1.(17:57) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(12:06) II. Molto vivace
3.(18:24) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(25:43) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(74:10)

イルムガルト・ゼーフリート – Irmgard Seefried (ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ – Rosette Anday (メゾ・ソプラノ)
アントン・デルモータ – Anton Dermota (テノール)
パウル・シェフラー – Paul Schoffler (バス・バリトン)
ウィーン・ジングアカデミー – Wiener Singakademie
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 30 May 1953, Grosser Saal, Musikverein, Vienna, Austria] ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)

フルトヴェングラー/ウィーン・フィル ORF戦後ライヴ大集成<完全限定生産盤>

 

ALTUSレーベル20周年記念企画。

連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)が収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったフルトヴェングラーの名演を2020年最新リマスターでSACDシングルレイヤー化!53年の『第九』を始め、ついに真の姿を現したと言っても過言ではない素晴らしい音質に生まれ変わっており、フルトヴェングラー究極の至芸に打ちのめされること間違いなし。

ブラームスのドッペルで聴けるボスコフスキーとブラベッツのソロもウィーン・フィルならではの堪らぬ魅力にあふれています。
CD4枚分、251分もの内容を贅沢にも1枚のSACDに完全収録、ブックレットには既発CDの原稿を網羅して掲載。

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