こんにちは、
ともやんです。
僕が、本がボロボロになるまで読み込んでいる本があります。
福島章恭著「交響曲CD 絶対の名盤」。
まあ、なんと強気のタイトルなのだろうか?
でもそれだけ筆者渾身の思いが伝わってきてそれだけでも音楽を楽しむ悦びを感じます。
また最近読み返していて、僕が所属する合唱団の先生についてのコメントもあり、まあ、間接的に知り合いということもあり福島氏には親近感を抱いています。
さて、この本のベートーヴェンの頁は出色の出来ですが、その中でもクナッパーツブッシュの英雄に関する部分は、気合が入っています。
クナッパーツブッシュ ベートーヴェン 英雄
クナッパーツブッシュの英雄は、4種類残されています。
ベルリン・フィル 1943年
ブレーメン・フィル 1951年
ミュンヘン・フィル 1953年
ウィーン・フィル 1962年
僕は全部持っていますが、しかもミュンヘン・フィルのものは、バイエルン放送響とクレジットされているLPも持っています。
どれも素晴らしいですが、ミュンヘン・フィル盤に関して福島氏のコメントを以下に記します。
“表現力と造型、音そのものの存在感など、クナッパーツブッシュの「英雄」の中で、もっともバランスの取れた演奏として評価しておきたい。”
しかも今回の復刻は、盤鬼こと平林氏によるもので、しかも終演後の拍手も収録されていることで音質の良さと貴重性もありますね。
僕は予約しちゃいます。
クナッパーツブッシュ ミュンヘン ベートーヴェン 英雄
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”
1.(16:10) I. Allegro con brio
2.(15:43) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(06:26) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(12:33) IV. Finale: Allegro molto
total(50:52)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」 ハンス・クナッパーツブッシュ ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
クナッパーツブッシュが1953年にミュンヘン・フィルを指揮したベートーヴェンの「英雄」は、クナらしさが発揮された最初の「英雄」(LP初出の頃は1950年、バイエルン放送響と誤記されていました)として知られています。近年ではさまざまなレーベルからCD化されていますが、今回入手した2トラック、38センチのオープンリール・テープは恐らくこれまででは最も鮮明な音質で、感動もひとしおです。また、インターバルも終演後の拍手も収められていますが、過去に拍手入りで発売されたものは珍しいと思います(ミュンヘン・フィルのボックス・セットは未確認)。(平林 直哉)
キングインターナショナル
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